海外渡航データベース(助言集)

 本取組により海外渡航した学生、国際会議に参加した学生・教員の報告書を元に一覧データベースを構築しています。このデータベースから、これから海外渡航する学生、国際会議に参加する学生への助言のみを抽出し、助言集を作成しました。広く有益な助言が多く、以下に一般公開いたします。

身分 助   言
1 教員 アイルランド 今回の発表では座長からの質問以外に聴衆からの質問を受けなかった。発表を行ったセッションは研究領域が多岐にわたっていたことから、我々の発表内容が他の聴衆には理解しづらかったかもしれない。同じセッションでの他の講演内容を事前に確認し,それに基づいて聴衆を想定したたうえで、プレゼンテーションの内容、想定される質問や回答を用意しておく、といったことも必要であろう。
英語でのプレゼンテーションは事前に十分な準備・練習をすれば可能であるけれども、英語での質問に対して英語で的確に回答することができるようになるには相当の訓練が必要である。失敗を恐れることなく、英語での発表の機会を多くもつ(場数を踏む)ことが上達の近道であると考える。
2 D2 アイルランド 今回の海外研修では、英語を介した議論・討論がいかに困難であるかを痛感した。とりわけ、聞き取り(リスニング)の観点で非常に難渋し、討論相手に対して的確に反応することができない場面も少なくなかった。英語による討論の前提として、相手の論旨を即座に、かつ正確に把握できるだけの英語能力が必須であることを強く感じた。
3 教員 イタリア 大学院生英語教育のためのシステム創成GPの補助を受け,同行者として,会議に参加してまいりました.学生は初海外であり,その上での初の国際会議ということ,さらにその場でAwardにノミネートされていたことから,非常に緊張しておりましたが,事前も一生懸命に行っていたこともあり,発表は立派にこなせていたと思います.ただ,あまり英語に触れていなかったこともあり,質疑の部分で戸惑うところも見られましたが,英語でのコミュニケーション能力を向上させていくことが,これからの国際社会において,非常に重要なスキルであることを体験してくれたのではないかと思っています.会議中では,会議参加者ともなんとかコミュニケーションを取っており,本GPの趣旨でもある海外研究者との交流を行っておりました.初めての海外ということで,事前の準備から各種手続き,買い物のすべてに至っても,慣れない感じが出ておりましたが,「百聞は一見にしかず」で,自身の肌身で海外の空気を感じることができたことは,何よりも今後の彼の人生にプラスになっていくと確信しております.国際会議での発表は英語であり,ペーパーを各段階,スライドを作る段階でまずライティングの壁に当たり,続いて口頭発表の段階において英語で話すスキルが問われます.最後に質疑ではリスニング能力が問われます.特にリスニング能力については,一朝一夕でどうこうなるものではなく,日々の経験がどうしても重要になってきます.国際会議での発表に限らず,海外の人とのコミュニケーションを取る上で,いずれも重要な能力になりますので,身近にいる留学生と積極的に英語でコミュニケーションを取りながら,こうした能力を育てていき,海外研修時の下地を作ってもらえればと思います.
4 M2 イタリア 今回の学会発表は,私にとって2回目の英語での発表であった.前回の学会に比べて,西欧の方が多いため,英語の発音に前回よりも気を使った.練習の成果により,発音について気を使いながら発表出来た.また,他の発表者が落ち着いていたため,発表自体も緊張せずに落ち着いて行えた.英語発表する際には,質疑応答は気にせず,まずは,発表練習を納得いくまで何回もするしかないと思う.私の発表は,初日の午前中であったため,発表前には気にならなかったが,全体的にプレゼンテーションのレベルが高かった.ほぼ全員がスライドを見すぎずに,聴衆の方を向いて発表されていた.特に,重要な項目について説明するときに,間を上手くとり,聴衆の注意を惹きつけることが上手かった.今回の学会は,研究内容のみに限らず,プレゼンテーションの方法の勉強にもなった.さらに,プレゼンテーションの重要さを再認識した.したがって,国際学会に参加する際には,発表内容だけでなく,発表方法についても意識して,発表を聞いていただきたい.
5 M2 イタリア 本学会では,一人当たりの研究発表時間は20分であり,私は発表に15分,質疑応答に5分の予定で時間配分を考えていたが,他の参加者の発表状況を見ていると,時間配分を考えている人は少なかったように思われる.したがって,質疑応答の時間もある程度は必要であると考えられるが,時間を気にしすぎることなく,言いたい事をしっかりと述べた方がいいと思われる.また,外国人の発表を聴いていると,聴衆の方を見て,身振り手振りを使ってプレゼンを行っており,非常にレベルが高かった.このようなプレゼンの仕方は見習うべき点であると思う.
6 M1 イタリア 他の海外の人は自信をもって発表しているようで,ゼスチャーなどもあり,非常にわかりやすかったので,そのようなわかりやすい発表を心がけた方がいいと思います.
学会によっては,会場に用意されているPCを使用しなければならない場合があるので,そのPCでの発表スライドの表示や動作チャックなどを前もって入念に行った方がいいと思います.
7 D2 イタリア やはり、普段から英語で話すことや、英語を聞き取ることを行っている方がよいと思います。私自身、研究室で留学生と話すことはあっても、普段から聞きなれた話し方で、時々日本が混ざるような会話であったため、英語でのコミュニケーションに耐えうるだけの経験ではありませんでした。発表内容に関してはあらかじめ準備ができるため、発表本番も何とか乗り切ることができましたが、質疑応答の場面では断片的な英語しか聞き取れず、質問の内容を聞き取ることですら難しかったというのが正直な感想です。また、質問の内容をつかんだとしても、その回答を順序立てて英語で伝えることはそれ以上に難しいと感じました。そのため、普段の生活の中で英語に慣れておくことが不可欠だと思います。研究室の留学生と話すことも1つの方法だと思いますが、日本語を一切交えずに英語で話すことや、複数の留学生と話すことが必要なのではないかと思います。学会では非常に質疑が活発に行われている場面や、発表後により詳しく質問をしている光景を目にし、疑問に思ったことがあれば積極的に質問していく姿勢が大切であるとも感じました。私は、今回の学会参加で初めて海外へ行ったのですが、想像以上に体調管理が難しいと感じました。今回の研修地が日本から遠く時差が大きかったこと、現地への移動にほぼ丸1日かかったことで、寝不足状態になってしまい、学会初日から疲れが残る状態での参加となってしまいました。また、初めの2日間ほどは食事や飲み物の面においても慣れが必要でした。この側面に関しては現地での慣れしかないと思いますが、移動の疲れに関しては、移動前の十分な睡眠や移動中にうまく休息を取るようにすることが大切であると思います。実際に海外に行くことで、日本では当たり前のことがまったく通用しないことや、日本との違いに驚くことが多くあると思います。私自身も、公共交通機関の利用法1つを取ってもそうでした。そのような場面においては、違いを受け入れて「このような考え方や方法があるのか」と考えることで、自分自身の考え方の幅を広げることができるのではないかと思います。そうしていくことによって、海外の方が日本よりも優れている点を取り入れたり、逆に日本の優れたものを再発見し、それを発信していくことにつながっていくのではないでしょうか。海外研修に行き、学会発表や研究調査を行って学ぶことも大きいですが、それに加えて自分自身の考え方を変える経験ができる機会であると思います。私も、海外に対する考え方や英語でのコミュニケーション力不足など多くの気づきがありました。こういった気づきが自分自身を成長させる力になると思います。今後、海外研修を行われる皆さんも自身を成長させるような気づきを経験していただければと思います。
8 D1 イタリア 私は,英語が不得意であるため,発音やアクセントに気をつけて発表を行った.正直,短期間で発音を改善することは難しいと思い,とくにアクセントには気を付けた.さらに,聞き取りやすいように,ゆっくりかつはっきり話すように心がけた.私のように英語が不得意な学生はとにかく発表練習を納得いくまでするしかないと思う.国内学会での発表は,研究内容をスライドを用いて説明するという印象が強いが,国際会議では,研究内容を聴衆に語りかけるという印象が強い.人によっては,ほとんどスライドを見ることなく発表する人もいた.このため,国際会議で発表する場合は,聴衆に語りかけることを意識して発表したほうが良いと思う.国際学会に参加する際には,発表内容だけでなく,発表方法についても意識して,発表を聞いていただきたい.
9 D1 インド I would like to share my experiences here. I hope it may help your international conference preparation and improve some skills.
First, I think we should try to make our presentation perfectly, no matter how much English we can speak. Therefore, preparation is one of key issues for the conference. Even though we may not a good English speaker, the sufficient preparation will make you at least to delivery your messages to all audiences. Before the conference, we should first read and practice what you will speak in the presentation to yourself and friends. Secondly, in the conference the communication with other researchers is very important. I think it is really a good opportunity to exchange the ideas, and discuss the recent hot research topic in order to explore our knowledge in our research field. We should grasp all chances to communicate in the presentation or the meal time during the conference period. Communication is also the bridge to make foreign friends or create the potential collaborative chance in the future.
The last but not the least, we should keep this in the mind: Don’t be shy anytime. However, language or culture difference should not be barrier to express yourselves and make friends.
I really appreciated this opportunity to attend the international conference. What I gained is much more than what I paid. I think it will make my life different in the next years. I also hope my advice can help those students who want to study or attend the international conference.
10 教員 インドネシア 英語による発表については,国内での学会発表以上に充分な準備が必要.海外研究を行なう学生は,組織的な大学院教育改革推進プログラム_ーシステム創成プロフェッショナルプログラムーの大学英語支援室に是非相談にいくべきである.本研究室の学生は国内での研究会や学会での発表はある程度慣れており問題なくこなしている.しかし,国際学会は国内での学会とは異なり,言葉の問題がやはり大きく,語学力がやはり重要であるという認識を新たにした.語学力をもっと身につける必要があり,日頃から英語のニュースなど聴く訓練をしておくことを推奨する.
11 D2 インドネシア 英語による発表については,国内での学会発表以上に充分な準備が必要です.
質問を受けるにあたり,英語の聴き取りが重要で日頃から訓練しておくことが大切です.
12 M1 オーストラリア 普段使わない英語で発表を行うのは非常に体力のいることであるが、最後まで自分の成果を自分で伝えることができる機会を大切にし、理解してもらえるように努めることが必要である。学生が行くことで費用が多くかかる上に、自分よりもはるかに英語もプレゼンテーション能力も優れた先生の代わりに発表させてもらえることの意味を考えるべきだと思う。拙い英語のため聴衆が理解しないリスクや興味を示してくれないリスクを犯してまで、自分に発表を任せてくれることの意味・ありがたさをかみしめ、自分の発表が魅力的で分かり易いものになるように最後まで努力を惜しまないでほしい。私が今回学んだわかりやすい発表について触れておきたい。海外の学生は英語圏でなくても、英語での発表、質疑応答を難なくこなしていた。しかし、彼らの発表は平坦で、重要なポイントや言いたいことをつかむことが難しかった。そのため、彼らの研究の偉大さを理解することができず、それが故、興味を持つことすらもできなかった。私が考えるにわかりやすい発表を行うには、基礎的なことであるが、声のハリ・大きさ・話すスピード・間の取り方、手振りなどを交えることが重要だと考える。これらを意識することで、重要な点と本質にはあまり関係しない点が明確となり、わかりやすい発表ができると思う。明瞭な発表を行うには、普段行わないことまでも演じなければならない。そのため、私は先生の指導の下、声のハリ・大きさ・話すスピード・間の取り方、手振りなどを全て原稿に記し、台本を作成した。そして、本番も台本通りの発表ができるように何度も練習を行った。練習の甲斐あって本番は緊張することなく、やろうと思っていたことの9割は実行できたと思う。上記の基本的なことを意識するだけで聴衆への伝わりやすさは変わると思うので、与えられた貴重な機会を自分の一生の経験へと変えるためにも、最大限の努力を行っていただきたい。
13 D1 オランダ なによりも、はっきりとした目的意識を持って海外研修に参加するべきだと感じた。そのためには十分な準備も必要で、日本にいるときから積極的に英語学習を行って、研究についてしゃべれるだけでなく、ディスカッションを行う練習も必要だと思う。
14 M2 カナダ この研修プログラムによって,海外の著名な先生の下で研究を行うことが出来ました.期間は3ヶ月でしたが,研修先の先生には非常によくして頂き,週に1度以上の間隔で議論させていただきました.出国前は,言語の違いを不安に感じ,研修先の先生と研究を進めていくことが出来るのかを心配していました.今回が初めての海外だったことも影響していたと思います.しかしながら,実際に先生と研究していくうちにその不安は無くなっていきました.確かに会話だけでは先生と私の間の考えにギャップはありましたが,意思疎通できていない部分は紙に書くなどして埋めることができました.これは,不安に思っていた私に先生がアドバイスしてくださったことです.言語の違いによる不安さえ無くなれば,後は自分にとってプラスになることばかりでした.先生の幅広い知識や,問題点の解決方法を目の当たりにし,第一線で活躍している研究者の凄さを思い知りました.同時に,国際的に活躍できる研究者を目指す思いが強くなりました.研究の方も上手く進み,先生との共著で論文を投稿することになりました.それだけではなく,新しい研究の糸口も研修先で見つけることが出来ました.これらの成果は,もし海外研修を行っていなければ,得られなかった成果だと私は考えています.そのため,今後海外研修を行う方で,言語の違いに不安を持っている方がおられましたら,とりあえずは行ってみることをお勧め
します.自分で考えている以上のプラスが,研修先にはあると思います.
15 M1 カナダ 「国際会議のfringe benefitとしての国際交流」
海外の国際会議で出席・発表などにより海外研修するにあたっては、発表や質疑応答の模擬練習が必要なことは言うまでもありませんが、会話好きである姿勢、交流好きである姿勢をもつことは国際会議出張をより有意義にすると思います。ここでは、国際会議での発表や発表技術などの難いことではなく、その脇にある国際交流面を述べたいと思います。国際会議には、reception,banquet,coffeebreakなどがあり、社交の場が設けられているからです。Coffee breakなどはその前のセッションで纏まりきらなかった問題の議論に充てられることもありますが、これらの場では挨拶したり、近況を話したりする機会になり、この話を通して最近の動向なども知ることが可能となります。いろんな意味で視野が広がります。海外の人々との交流には、ある程度の英会話の技術が必要になり、それがあるに越したことはありませんが、十分な会話技術が無くとも、熱心に交流に参加することで、話している人の話術を盗むことができます。これにより自分の話術を進歩させることができ、次の機会にはもう少し上達することでしょう。以降、今回の引率経験から記します。今回、学生を引率しました国際会議は、10セッション以上パラレルといったような大型の会議では無く、あるテーマに絞った3セッションパラレルのこじんまりとした会議です。大型の学会とは異なり、教員にとっては顔見知りで親しい専門家がほとんどの会議で、フレンドリーな雰囲気の中、濃厚な議論が可能となります。フレンドリーさから、参加学生も少しはリラックスしたことかと思います。初日に開催されるreceptionで著名な研究者に学生を紹介し、学生と会話してもらうことで、論文で名前を知っているだけで会わなければ恐れを感じる研究者にもある程度親しみを感じ、少しはリラックスして発表できるか思います。また、receptionで会話しておくことにより、発表に対してコメントをくれる可能性が高くなります。日本人は英語での発表の際、発表に対する質問やコメントを恐れますが、これらの無い発表ほど無意味なものはありません。質問やコメントがあることは聴衆がそれだけ興味があることを示していますので、質問やコメントはありがたいものです。パラレルセッションの場合、receptionなどで顔見知りになっておけば、それだけ質問やコメントの可能性は高まります。今回もやはり、交流が深い研究グループから聴きに来て、質問してくれました。また、交流が深い研究グループと個別に夕食会を持ち、双方の学生もある程度交流できたかと思います。特に、今回は博士前期課程の学生でしたので、こういった経験は少なく、よい経験になったかと思います。この夕食会のお陰か、Banquetでもこのグループの国の人との相席になり(この会議に参加の日本人は我々のグループ意外に1名のみなので、この席は2国間の交流の場となりました)ましたので、交互に座ってもらいましたので、学生もさらに交流を深めることができたのではないでしょうか?今回は交流の深い研究グループとの関係がうまく機能し、学生も学会発表ばかりでなく、国際交流も経験できたと思います。引率した学生にとって有意義な経験となったことを期待しています。国際会議を学会発表の経験という面では重要な意味がありますが、国際交流の経験もできるという楽しい面もあります。国際交流が深まれば、互いの文化に興味をもち、さらに互いの物の考え方の相違を認識・理解し、物事の意味への理解力も強まることと思います。国際会議での発表などにばかり目を取られず、可能ならこの機会に国際交流もかじってみては如何でしょうか?
16 M1 カナダ 日本とは全く異なる環境の中で発表を行うことは非常に良い経験となった。自分の発表や質疑応答はもちろん、Reseptionでの交流や、食事、買い物など、自分の英会話能力の不足を感じることが多かった。普段から耳を慣らしていくことの重要性を実感した。気候、人々の習慣や設備、食事など、日本とは違うことが多々あるので、ストレスなく過ごせるように相応の準備と覚悟をしっかりして臨むべきだと感じた。カナダは10月といえ平均気温が5°C近く、雪も降るほどであった。反面、室内ではとても暖かかったため、温度調節のしやすい服装を用意すべきだった。
17 教員 韓国 当該学生は、初の国際会議発表である。そのため、発表時は大変緊張している様子が感じ取れた。発言に2,3度戸惑うところもあったものの、とりあえず発表を無事に終えられた。この学生からの事例からも、初の国際会議発表時は、発表予定内容を全て暗唱できることが好ましいと考えられる。また、暗唱できるが故に、抑揚がなく単に棒読みになると非常に聞き取りにくいため、発言するには、ある程度の抑揚が必要であるとも考えられる。また、事前に想定していない質問は、その場で考えることは非常に困難であるため、考えられる限りの想定質問を用意し、そのためのバックアップスライドを用意することを推奨したい。
18 M2 韓国 国際会議では、その分野で世界的に著名な先生方に会うことができ、貴重な意見を頂くことができるので、チャンスがあれば是非チャレンジして下さい。英語での発表経験も積むことができるため、今後進学して研究職に就く学生にも、就職して働く学生にもとても有益です。また、会議で知り合った他大学の学生と交流を深めることも、国際的な視野を広げるという点、そして今後の研究に関する貴重な助言を交わすことができるという・で、積極的にチャレンジすべきと思います。
19 M2 韓国 海外研修において言語が使えるか使えないかということはかなり重要となる。やはり、英語が大切である。日本の学生は英語があまりできない方が多く感じるが、海外の学生は全員英語を第二言語として使えるように感じた。ネイティブのようなきれいな発音である必要はないかもしれないが、ある程度の発音や語彙が必要であると感じた。日々、英語の勉強、特にTOEICの点を取るための勉強ではなく、コミュニケーション、スピーキングの学習に取り組むべきである。また、海外の学生はかなりオープンな方が多く、積極的に話しかけてくれることが多い。日本人だけで固まったりするのではなく、積極的にコミュニケーションを取るべきである。発表をするにあたっては、私自身が英語でのスピーキングを苦手としていることから、相手の使った単語を選択的に使うことで、相手の言っていることが理解できているということを示すことが大切であると感じた。会話においては文としての構文や文法が整っていなくても、単語である程度理解してくれるので、黙り込むのではなく、コミュニケーションを取りたいのだという気持ちを相手に伝えるようにするべきだと思う。その際に、ジェスチャー等は有用であると感じた。海外研修を通じて、国内では経験することができない多くのことを経験することができ、かなりな大きな刺激を得ることができるので積極的に参加するべきだと思う。こういった若いうちの経験が自身の成長に役立つと考える
20 M1 韓国 初めての海外発表ということで、どれほどの準備期間が必要かなど分からない点が多かったが指導教官や研究室の学生の助言をもらいながら行うことができた。あらかじめ内容を決め手あるスライドの内容だけでなく、質疑応答にも対応出来るように充分な準備を渡航前にしておく必要があることを痛感した。また、現地での混乱を避けるため事前に渡航先の情報を得ておくことも重要である。
21 M1 韓国 私が海外研修を行った動機は二つあります。第一に、異なる考え方を持つ方々と共に議論を行うことで、自分の研究に関して様々な視野から考察ができると考えたためです。国が違えば考え方も違うため、自分が考えもしなかったような事に気づくことができるのではないかと考えました。第二に、英語によるコミュニケーション能力を高める(高めるに至らずとも、高めたいと思う動機付けになると考えた)ためです。これからの時代は英語によるコミュニケーションの機会が増え、自分の考えを英語で伝える能力が必要となります。言語は勉強して覚えるものではなく、使って身に付けるものであると私は考えています。国際学会への参加は単なる海外旅行と異なり、自分の考えを理解してもらわなければなりません。そのような環境に自分を置くことによって、英語でコミュニケーションするにあたって自分に足りない物は何なのかということに気付かされます。
実際に海外研修を終えて振り返ると、国内での研修では得られない貴重な経験をすることができたと思います。国内では日本語が通じ、自分の意志を伝えられずに戸惑うことはほとんどありません。その当たり前の環境から離れて言葉が自由に使えない状況に立つと、非常にもどかしい思いをしました。また、自由に英語が使えたらどれだけ充実するだろうかとも考えました。今後は英語のコミュニケーション能力を高めるため、英会話により力を入れていこうと思いました。また、研究にも熱心に取り組み、この先も海外での学会発表に積極的に参加していこうと考えています。
今後、海外研修を行う方は、!自分の研究を基礎から見つめ直し、理解する。!英語力を養う。
の二点が重要だと思います。そもそも自分の研究に十分な理解がなければ、母国語でない言語でそれを説明できるはずがありません。自分の研究内容をきちんと説明できる知識を持った上で、それを英語で伝えられる力をつけることが大切だと思います。
22 M1 韓国 海外へ研修に行くことによって得られるメリットは様々なものがあると思います。まず初めに、海外に行くことで違うと感じることは言語に関するものであると思います。私は韓国に研修に行き、日本語が通じる場面もありましたが、やはりなに不自由なく通じるという場面は少なく、英語又はその土地の言語が必要であると強く感じました。そのため、滞在期間は3日間と短いものでしたが、英語によるコミュニケーション能力を高めたいと考えるようになりました。国内でも英語に接する機会が増え、学校でも英語の勉強を行ってきたとは言え、実際に英語でやり取りを行うということはなかなかありません。海外へ行き、相手と対面して必要となることは英語を読める能力ではなく、多くは英語を聞き、自らの考えを伝えるための能力でした。国内では意識せずに日本語一言で済む言葉も、海外では適した言葉が必要となり、相手になかなか伝わらないということが多々ありました。しかし、なんとか自分の知っている単語、フレーズでコミュニケーションを取るうちに自分に足りない部分を意識することができ、英語でのコミュニケーションをとることへの抵抗が減ったと感じました。海外へ研修に行くことで、自らに足りない部分に気づくことができ、言語を学ぶことに対するモチベーションを高めることができると思います。更に、これもよく言われることですが、海外へ研修に行くことで視野を広げることができると思います。海外の日本と違う雰囲気、現地の方の気質、習慣などすべてが日本にいては感じることができないものです。テレビや雑誌などで海外に関する情報を見るだけでは感じることができないものを実際に現地へ行くことで感じることができます。国内では当たり前ではないことも、海外へ行けば当然のごとく受け入れられていたりします。そのようなことを眺め、考えることで自分をもう一度見つめることにもなり、更に自分とは馴染みのない習慣に身を置く人達を知り、理解することで視野を広げることができます。以上二つのことは、よく言われていることですが、私が海外へ行くことで強く感じたことです。海外研修へ行くことで自らを高めることもでき、いい経験ができると思います。しかし、そのためにもモチベーションを持って挑むことが大切だと思います。
23 D2 韓国 英語は国際語であり、学生諸君に必要不可欠であることは論を待たない。英語を実践の場で使いこなせるようになるための鍛錬の場として、国際学会での発表・討論は絶好の機会です。積極的に、国際学会へ投稿・発表することを強く勧めます。
レベルの高い国際会議において発表の機会を得るためには、良い研究成果を得ることは勿論ですが、新しい視点からの斬新なアプローチと綿密な考察が求められます。そのために、自分の研究テーマについて、能動的に常に掘り下げて考えること、また、関連する研究についても広く勉強することが重要です。目標を高く持って、日々精進すれば必ず道は開けます。是非チャレンジして下さい。
24 D2 韓国 参加した国際会議は6つのキーノートスピーチを含み、強誘電体、酸化物半導体、誘起デバイス、LED、エネルギーデバイスなど広くエレクトロニクス関連をscopeとしており、多くの研究者が集まり議論を出来る国際会議であり、興味深い。今回が第1回と始まったところですが、今後2年おきに開催される予定であり、より発展していくものと期待しています。
韓国は、DRAM、液晶など半導体デバイス製造が盛んであり、また日本と時差もなく近いことから渡航も負担が小さいなど、海外研修をおこないやすいということもあり、今後開催される国際会議などにも積極的に参加するとよいかと思います。
25 D2 韓国 自分が研究した結果を学会を通じて発表するのはいい経験だと思います。発表だけではなく自分と同じ研究を行う人々との交流や討論をして自分の研究に役に立つと思います。そして私が考えられなかったところを他の先生達や学生との議論、コメントなどで、今後の研究に進むのにいろいろ役に立つことが沢山あると思います。発表の能力や外国語の能力に対する重要性を感じる機会になり、外国語に対する自分のレベルを感じて勉強をする動機感が生じるいい経験になると思います。このような機会を沢山の学生が経験できるように薦めます。
26 D2 韓国 海外研修等で重要なのは英語に慣れることだと思います。今回の学会の発表では英語を母国語としない人達の中には英語で話すことに慣れていないために自信なさげに話し、常に下を向いている人達がいました。そのような状態では素晴らしい研究内容も相手に伝えることは叶いません。なので、日頃から英語に触れる機会を作るということを意識することをお勧めします。幸い、この大阪大学には大勢の留学生がいます。また研究室に所属しているなら同じ研究室に留学生がいるでしょう。彼らに対して毎日何かしら英語で喋りかけ、会話を行うことで英語に慣れていくのが良いかと思います。研究室に留学生がいないのであれば、各研究科にある留学生相談室などの留学生が多く集まるスペースに行ってみる等もお勧めしたいと思います。また海外研修に出た際には積極的に英語でのコミュニケーションを取ってほしいと思います。学会で空き時間がある場合には展示スペースにある現地の企業の展示の見学を行い、興味のある内容に関して積極的に質問してみることをお勧めします。というのは、研究でのディスカッションと異なり、まず自分のペースで会話を始めることが容易であるからです。会話の始めにゆっくりと質問すると相手はこちらがあまり英語が得意で無いことを理解してくれる場合が多く、自分にも聞き取りやすい早さで話をしてくれることが多かったです。英語で行う会話は日本で習う英語の会話練習と違って文法をそこまで正確に扱わなくとも十分に通じるので、多少の文法間違い(例えば3単現等の言葉の変化)を気にせずに勢いよくハッキリと話すことを重視して会話を行う様に心掛けるとスムーズに話せると思います。また話す際は難しい言葉を使わずに中学生の時に習ったような基本的な単語を組み合わせるだけでも十分英語でのコミュニケーションは成立することを今までの海外研修を通じて私は学びました。海外研修に参加するまで私も英語でのコミュニケーションは難しくて自分にできるわけないと思っていました。しかし、実際に参加してみると自分が恐れていた程難しいものではない、やってみれば十分何とかやっていけるのだなと感じ、英語でのコミュニケーションの楽しさを知ることができました。海外研修は受験勉強などで身に付けた知識としての英語を、使える英語にレベルアップさせるのに良い機会だと思います。皆さんが積極的に参加し、自分の英語力を高めることができればと思います。
27 D1 韓国 これまで様々な人に言われ尽くされてきたことであるが,海外の研究者との討論の上で,英語は不可欠である.研究内容がどんなに優れていたとしても,それを表現して相手に伝えることができなければそれを評価してもらうことはできないし,相手からの質問を適切に捉えて返答することができなければ,内容の詰まっていない薄い研究であると受け取られる.また,様々な人達との議論の中で自身の研究をbrush-upさせることもできない.英語でのコミュニケーションができないということは,海外での発表においては,研究する能力がないのと同等に致命的である.研修本番までに十分に準備をすることが重要であるし,それが出来なかった時にも,積極的に外国人研究者や学生と接して,その場で多くのことを学んで帰れるように努めると良いと感じた.たとえ相手が伝えようとすることがその場でわからなくても,黙りこむのではなく,何が分かっていなくて何がわかっているのかを伝える努力を十分にすれば,その議論を有意義にすることができるであろう.そのため,簡単な質問の仕方などは事前に確認していくほうが良いと思う.自分が発表者であっても,疑問形で話す場面は多々あると思う.海外研修は日本国内だけでの研究活動では得られない刺激をたくさん受けられるはずである.それは,研究内容についてだけでなく,言語コミュニケーションや他国の文化に関わることなど,刺激の種類も強さも様々である.誰もが経験できることでは無いので,機会があるのであれば,是非積極的に参加をしてもらいたい.
28 D1 韓国 ここでは,国際会議のプレゼンテーションを行う際の助言を記す.国際会議のプレゼンテーションと国内会議のそれでの最も大きな違いは,相手の発言に対する理解度である.国際会議では,使い慣れない英語によってコミュニケーションを行うため,自分のつたない英語では発言の真意が相手に伝わらない,あるいは相手の使う英語が理解できず,発言の真意が汲み取れないことがある.特に,聴衆からの質問の真意を汲み取れないことが多くあり,その結果,何も言えず立ちつくすといった目も当てられない状況となり得る.
そのような相手の質問の真意が理解できないときは,必ず質問内容を聞き返すことを心掛けなければならない.さらに,自分がどこまで相手の発言に対して理解しているかを示すことが必要である.例えば,相手の発言が理解できないときに,よく使う言葉として,「もう一度話していただけますか?」や「別の言葉で言い換えていただけますか?」など,質問者に始めから説明を求める場合があるが,英語に不慣れな場合,これはいい結果を得られない場合が多い.なぜなら,結局言い換えられた英語も理解できない可能性が高いからである.このような場合,相手の発言から質問のだいたいの分野,範囲を絞って「~についての質問ですか?」と聞き返すとよい.あるいは「すみません,~というところまで理解しましたが,そこからよくわかりませんでした.」など,自分が理解したところまでを示すとよい.そうすると,相手もどこがわからなかったのかを理解できるので話しやすい上に,自分も相手の話す内容をかなり絞れるため理解しやすい.相手の発言が全く理解できなかった場合は,素直に「すみません,理解できませんでした.」と言うべきだが,質問者の気分を害する可能性もあるので,「理解できませんでしたが,私は~についての質問だと思いましたが,合っていますか?」など,しっかりフォローする言葉を添えるべきである.
なんにせよ,質問を理解できなくても,自分から積極的に話し,相手に自分を理解してもらう姿勢が重要である.その姿勢があれば,相手も別に意地悪をしているわけではないので,何かしらの対応をしてくれるだろう.委縮せずに頑張りましょう
29 D1 韓国 私は今まで海外に行ったことがなく、また学会発表についてもポスターセッションを一度経験したことがあるだけで、オーラルセッションは初めてでした。経験が少ない私にとって、発表自体はもちろん、海外研修自体に関して、飛行機の手続きや会場までの移動など、一つ一つのことに対して不安がありました。しかし、発表や海外研修について、出国する前に先生・先輩方からたくさんのアドバイスをいただき、十分な準備をして研修に臨むことができました。コンセントの型であったり、切符の買い方であったり、細かいことでも日本と違う所がたくさんありますので、海外が初めてな方は不安な所について先生や先輩に相談するとよいと思います。英語については、私は普段の生活ではほとんど使うことがなく、たまに留学生と話すときに片言で話す程度でした。英語をあまり使わない人も、せめて自分の研究については英語で説明できるようになるべきだと思います。私の場合は発表の概要を作成する際に、英語の先生と一緒に何度か推敲したので、ある程度は英語でどのように説明すればいいのかがわかったので、よかったと思います。また、発表に関してですが、私は十分な練習を積むことができませんでした。私もそうですが、十分な英語力がない人はアドリブで発表を行うことはとても難しいと思います。そこで私は発表中の話す内容はすべて書き出し、暗記することにしたのですが、先生方との発表練習の度に、スライドの内容を変更する必要があり、その度に話す内容も多少変わってしまいました。結局最終的なスライドが完成したのが発表日の前日であったため、話す内容は徹夜で覚える必要があり、とても効率の悪いものとなってしまいました。そのため発音に関する確認や、想定される質問に対する回答など、事前に準備できるようなことも十分に行うことができませんでした。早い段階から準備を始め、余裕を持って臨むことができれば、より聞く側にも理解してもらえる発表になると思います。スライド発表時に台本を表示してくれるような発表者用のツールもありますが、パソコンのモニターやスクリーンを見ずに、前を向いて話す方が説得力が増すと思います。発音に関しても留学生や先生に見てもらうことでより良くなると思います。発表後の質問に対する対応も難しいと思います。英語でされる質問の内容を正しく理解し、それに対する適当な回答をはっきりとした英語で答えるのはとても力が必要なことだと思います。私の場合は、運よく理解することができましたが、質問内容が理解できなかった場合には、質問者に質問内容の確認を取るなどして、沈黙にならないようにすべきだと思います。学会において、自分の関連研究はもちろんですが、あまり関係のない研究であっても、それらを聞くことはとてもためになると思います。世界中で行われている様々な研究に触れることで新しい発見が生まれるかもしれません。また発表の仕方や、スライドの構成など、内容以外のことについてもたくさんのことが学べます。海外研修によって、国外の文化や社会の仕組みを経験でき、また、発表を通して自分の課題や新しい発見を得ることができます。それら研究に生かすのはもちろんのこと、自分自身の人生についても影響を与えることができることを願っております。
30 D1 韓国 初めての国際学会,さらに英語が苦手ということもあり事前準備の段階から非常に戸惑いました.英語での質疑応答であるため,想定される質問には予め回答を用意してはいたのですが,今回参加した学会では自身の研究分野がマイノリティであったこともあって,予想外の質問を受けることも多く返答に窮する場面が多々あり,反省したいところです.ただ一つ言えることは,外国の研究者は日本人の学生の英語力は総じてあまり高くないことを理解してくれているのか,英語が下手だからといって話を聞いてもらえないということはありません.研究内容にさえ興味を持ってもらえれば,有意義な対話が出来ると思います,そのためには英語力を鍛えることはもちろんですが,可能であれば言葉以外で研究内容を伝えるための準備をしっかりしておくことが大事だと思います.グラフや画像,PCの使用が可能であれば編集したムービーを用意しておくなどは,英語の苦手な人ほどしっかり行っておくべきでしょう.英語以外に関しては日本の学会とそれほど違いは無いように感じました.国際学会だからといって研究内容が格段に難しくなるとかそういったことも無いと思います.普段から英語論文などを読むようにしていれば発表内容が理解出来なくて無為に過ごすこともないでしょう.自身の研究に関して,英語学習に対して,認識を改める良いきっかけになりました.学会発表と海外の様子も刺激的でしたが,指導教官と過ごす時間も増えるのでそのライフスタイルや価値観も垣間見えることもあり色々と刺激的でした.今後も機会があれば臆すること無く積極的に海外研修を行いたいと思います.
31 M2 京都 国際会議において、自分の研究発表を行うだけでなく、他の様々な国の研究者の関連する発表を聴講しディスカッションすることによって、研究に関連する知識が得られるだけではなく、様々な生の英語と接することできるので、積極的に国際会議へ参加すると良いでしょう。
32 教員 ギリシャ 国際会議に参加する際は事前に発表練習を行い、先生方になんども聞いてもらうこと。また、他の学生や先生方と英語にて模擬の質疑応答を行っておく。ポスターセッションによる発表においても概要説明は英語できちんと練習し暗記しておくこと。海外でのポスター発表においては、往路の行程で万が一ポスターを紛失した場合に備え、予備にスライド形式でプリントしたものと電子データを持って行くとよい。
33 M2 ギリシャ 以前、国際学会の口頭セッションに参加しましたが、ポスター発表では一対一で密な議論ができる分、英語力が不十分であることをより痛感しました。しかし、質問を想定して、その説明用スライドの用意など十分な準備をしていくことで、詳細な説明を簡易化でき、また自信を持って発表することができました。英語に自信のない方は、その分事前準備を万全にすることで、ある程度のディスカッションに対応することが出来ると思います。
34 D2 シンガポール The author would like to suggest some points for student whom might attend academic events at Singapore.At conference: Usually the organizer will provide internet access at conference place. Bringing Laptop, net-book, or smart phone might be handy in most situations.Moreover,for students who are not keen on English communication, dictionary and communication mediums (e.g., plain paper, compact-size white board) are recommended. Transportation: Singapore has well-managed transportation system. However, during the rush hours (i.e., 7-8 am and 5-6 pm) traffic could be congested and taxi fee will be doubled when entering inbound for city. Tips: Be careful when you are smoking, spitting, throwing garbage in public. You might be caught and fined by police.
35 教員 スイス 国際会議において、自分の研究発表を行うだけでなく、他の様々な国の研究者の関連する発表を聴講しディスカッションすることによって、研究に関連する知識が得られるだけではなく、様々な生の英語と接することできるので、積極的に国際会議へ参加すると良いでしょう。
36 M2 スイス This experience was very illustrating from the academic point of view and I had the opportunity not only to attend top-level research presentations, but also to engage in technical discussions with leading researchers in the robotics field. I also had the opportunity to present my current research on robot learning and I was able to exchange opinions with several researchers working on similar areas. In this sense, I think that the most valuable experience was to have received very good insight about my current work and suggestions about how to improve my system.
I highly encourage other student researchers to participate in international conferences since it is a valuable experience that will have a positive effect in their future research and academic life.
37 教員 スウェーデン 今回は,アイスランドの火山の噴火というアクシデントによって,想定外の滞在を余儀なくされました.いつ状況が改善するのか誰も予測できない中,できるだけ迅速に,正確な情報を収集し,状況に合わせて様々な判断を下す必要が有ります.近年では,航空会社や空港の情報もWebサイトを通して発信されることが多く,現地でも「最新情報はWebで確認しろ」と言われることも多く,その重要性を再確認しました.今回は幸運にも,ほとんどの滞在先で無線LANが利用でき,インターネットを通じて情報収集や,ホテルや代替移動手段の手配等に有効に活用することができましたが,国によってはなかなか難しい場合も多いかと思います.この点を考えると,現地でどの程度,無線LAN等のインフラが発達しているか,どのような場所で利用可能かといった情報を出発前にある程度把握しておくことも重要だと感じました.また,利用が困難であると予想できる場合は,その度合いに応じて,出発前に,もしもの場合の情報の入手先(場所や電話番号等),緊急時の連絡先等を,あらかじめ調べておくことが重要だと思います.また,航空会社の担当者,ホテルの担当者等は親切ではありますが,基本的にはこちらが要求したことしかしてくれません.自分の意思や希望をはっきりと伝えることが重要です.アクシデントの際には,多少無理のあるお願いをしなければならない場合も多々ありますが,きちんと主張すれば通る場合もかなりあります.研究発表に関しては,原稿を用意して入念に準備すれば何とかなりますが,自分の意思を伝えるためのコミュニケーション能力を磨くことの重要性を再確認しました.これは,英語力があるか無いかという問題だけでなく,つたない英語であっても伝える努力を惜しまない,どんな小さな疑問点でもきちんと確認するといった当たり前の姿勢こそ重要だと実感しました.
38 D3 スウェーデン 今回の海外研修では、火山噴火により空港が閉鎖され、帰国が延びるというアクシデントに見舞われた。このとき、正確な情報を把握し適切に行動することがいかに大変かを痛感した。ただでさえ不慣れな異国の地である上、日本語が通じることはほとんど期待できなかったため、精神的にもかなりの負担であった。海外研修での発表に関しては、事前に入念な準備を行っていればある程度対応はできる。しかし、このような不測の事態では、現地のニュース等で正確な情報を入手し、必要があれば事前の旅行計画とは異なる旅程で帰国の手配をするなど、日々刻々変化する状況に柔軟に対応する必要がある。この際、やはり英語によるコミュニケーションは必要不可欠である。また、海外研修の際は、どうしても自分の発表準備に時間を取られがちである。そうした発表準備が大事であることは言うまでもないが、それ以外にも航空会社や旅行会社の連絡先、日本の家族や指導教員との連絡手段などを予め確認しておくことも重要である。やはり、海外研修を行う際には、不測の事態が起きたときにいかに行動すべきかを常に意識しておくべきであると感じた。
39 D2 スコットランド 今回の研修期間で私は感じたことを以下のようにまとめます:
1.言葉と交流
 私の母語は英語ではありませんので、今回の一ヶ月の海外研修私の英語スキールに対してある程度役割を果たしたとおもいます。ダンディーの最初の一週間英語で話すのが恥ずかしかったがだんだん話せるようになってきました。研究室の他のメンバーたちとディスカッションしたり、遊びにいったりして楽しい一ヶ月になりました。
2.研究における役割
 新しい環境、新しい先生と会うと新しいアイディアと知識も勉強できるのではないかなと思いました。且つ、私が訪問した先生は腫瘍形成モデリングの草分けであり、近年の数理研究を常にリードしてきた、国際的に最も注目される科学者であるので自分の分野に関するたくさん新しいアイディアを持つことができたと思います。
40 教員 スペイン 同世代の海外の学生や若手研究者との交流を深めると,将来の研究活動における人脈作りに大いに役に立ちます.国際会議はその様な交流の場ともなります.発表・講演はもちろんのこと,ソーシャルイベントにも積極的に参加することにより,海外の研究者との交流がはかれます.
41 M2 スペイン 私が強く感じたことは、日頃から英語に慣れ親しんでおくことは非常に重要であるという、至極もっともなことでした。そして、自分自身を振り返ってみると、それができていなかったということが言えると思います。特に、スピーキングの能力が決定的に欠けていると感じました。これは私だけではなく、多くの日本人に共通する弱点だと言えるのではないでしょうか。日本にいると、英語で話をする状況、もっと言えば英語でなければ意思疎通ができない状況というのはめったにあるものではありません。原稿を書くときとは異なり、話すときはゆっくりと考える時間も電子辞書もなく、一瞬で英語を組み立てる能力が必要とされます。日頃からそういった訓練を行わないことには、本当に自分が伝えたいことを伝えることは困難であると感じました。研究の口頭発表を行うだけであれば、台本を作りこみ、それを暗記さえすればなんとかなるのですが、その後のディスカッションはそういうわけにもいきません。今回の私のディスカッションは、たどたどしい英語の中から単語を拾って解釈していただいたと感じられるような寂しいものでした。こういった苦い経験をしないためにも、日頃から英語に慣れ親しんでおくことをおすすめします。幸い、基礎工学研究科には多数の留学生が在籍しており、英語でコミュニケーションを取る機会には恵まれているほうであると感じています。また、AESSでも英語教室が開かれており、ここでは研究発表などの具体的な舞台を例にした英語の練習を行うことができます。せっかくの機会ですので、むだにすることなく、有効に活用してください。
42 M2 スペイン スペインで行われた国際学会参加し、ポスターセッションにて研究成果を発表してきました。約1週間の滞在期間中、学会会場に足を運んで英語漬けの日々を過ごしました。
そこで身を以って痛感したのが、自分を含む日本人の英会話力のレベルの低さでした。様々な国籍の研究者による発表を拝聴しましたが、明らかに日本人が突出して英会話力が劣っており、改めて身につまされる思いでした。発音に関して言えばとにかく抑揚が無い、あるいは滅茶苦茶なイントネーションで長時間話し続ける人が多く、同じ日本人である私でも聴いているのが相当に苦痛でした(個人的な見解ですが、話し方には性格も多少は表れているのではないかと感じました。どこにアクセントをつけ、間をおけば相手にとって聴きとりやすいか、等といった配慮が全く感じられない英語のプレゼンテーションからは、自分本位な姿勢が垣間見えました)。
ポスター発表をした私の実体験で言えば、相手に伝える事は思っていたよりもすんなりといきました。それは勿論、聞き手の方が、何とか私の拙い英語を聞き取ろうとして下さったという事が多分にあるからなのですが、リスニングに関しては自分でどうにかするしかありません。実際、かなり苦戦しました(特にフランス訛りやロシア訛り)。相手の言っていることを、果たして自分が正しく聴き取れているのか自信が持てず、その度に自分で簡単な表現に言い換えて聴き直すといった有様でした。大学生にもなると、英語の得意な学生とそうでない学生の二極化がかなり進んでいます。後者に入ってしまうという方は、海外に行けば英語で人とコミュニケーションをとる度に悔しい思いをすると思います。ただ前述のように、自分の言いたい事を相手に伝えるのは意外と何とかなりますので、英語が不得手な方はリスニングを重視して勉強しておくことをお勧めします。私は特にリスニングに関して苦手意識を持っていたので、センテンスが長い場合には全てを聞き取ろうとはせず、最低でも重要な単語だけ集中して聞きとり、後は脳内で補完する訓練をしました。また、研究で忙しく英語の勉強に費やせる時間が中々取れませんでしたので、CD付きの英語教材を購入して、自宅・大学間の電車の中で聞き込みました。これを1~2カ月行うだけで、そこそこの成果はありました。また海外では、大抵の人から「英語が出来る」ということを前提として話しかけられます。言われたことが理解できなければ聞き直せばよいだけの話なのですが、私が目にした限りでは、変に意地になって押し黙り、考え込んでしまう人が大半でした。聞き取れなかった筈の英語を、何度頭の中で繰り返し再生しようと結果は同じですので、そんな時は妙なプライドは捨てて素直に「もう一度言ってください」とお願いしましょう。私は苦手なりに何とかコミュニケーションを取ろうとする姿勢は見せましたので、相手の方もこちらに合わせて下さったように感じました。国際化著しいこの時代、大学に残って研究を続ける人間も企業に就職する人間も、例外なく英語の習得は求められます。例えば今年、ユニクロや楽天といった企業が、社内公用語を英語にすると発表しました。特に楽天では、幹部に対して「2年以内に英語をマスターしないと会社を去ってもらう」といったことを宣言しています。また、私は就職活動中に社員の方に「学生の間に勉強しておけばよかったと思うものは」と質問して回りましたが、お返事は100%が「英語」でした。今を生きる人間は、「この国際化社会で英語が出来なければ人間扱いされない」というくらいの覚悟を持った方が良いかもしれません(今回の国際学会でそのような扱いを受けた事実はありませんが)。
43 M2 スペイン 私は今回、スペインで開催された太陽電池に関する国際会議に参加しました。これまで海外に行った経験が無かったので、初めての国際会議への参加とともに、初めての海外滞在経験となりました。渡航前は不安もありましたが、終わって振り返ってみると、大変良い経験が出来たと感じています。学会での自分の発表形式としてはポスター発表を行いました。ポスター発表では主に、発表内容に興味を持って頂いた方から質問を受け、それに対して回答するというやり取りを行いました。質問に対してすらすらと英語で回答できたとは言えませんが、拙い英語ながらなんとか理解してもらえたように思います。今回、初めての国際会議に参加したことで感じたことがいくつかありました。まず英語に関しては、相手の質問内容が分からなければ、討論をスタートさせることも出来ないのでリスニング力を強化することが最重要だと私は感じました。また、こちらの言いたいことが上手く伝わるかも参加前は不安でしたが、相手もこちらが英語を流暢に話せるわけではないことは承知してくれているので、ある程度文法や発音が間違っていようがとにかく伝えようとすることが大事であると感じました。もちろん英語を流暢に話せたら、もっと深く討論できたのにと後悔しています。今回の国際会議参加を通じて、更なる英語力の向上が必要であると強く感じました。もしも今後国際会議に参加する機会がまたあれば、今度はより深く掘り下げた討論を英語で行えるようになりたいと思っています。また、海外での学会参加を経験することで、自分の研究が世界でどのように見られるのかが分かり、自分の研究の意義を改めて感じることが出来ました。今後海外研修を行う方には、普段から継続的に英語の勉強(リスニングやスピーキング)をしっかり行うこと、実際に学会に参加してからは何とかして伝えようと努力することを心がけると有意義な時間を過ごせるのではないかと思います。
44 M2 スペイン 私は、スペインで開催された国際学会に一週間参加し、英語での口頭発表を行ってきました。その学会を通じて私が感じた事の中で今後、海外研修を行う学生に知っておいて欲しい事を二つ程挙げます。一つ目としては、日本人出席者の英語能力の低さであります。確かに日本人の方でも流暢な英語を話し、そして他の地域の方と上手くコミュニケーションを取っている方は居ましたが、それよりも英語が上手く話すことができておらず、正確なコミュニケーションが取れていない日本人出席者の方が多く見受けられました。更に他の国から出席されていたほとんどの方は、最低限のコミュニケーションを取ることができる英語のリスニング・スピーキング力を持たれていたので、余計に強く日本人の英語力の低さを私が感じたのかもしれません。二つ目としては、一つ目の事と若干矛盾する部分があるのですが、国・地域によっては英語に訛りがあり、非常に聴きづらい時があるという事です。知っている単語などでも、その訛りがのることで全く異なる音に聞こえました。続いて、大した事は言えませんが、海外研修を経験した私から、今後、海外研修を行う予定の学生さんにこれら二つの事に対するアドバイスをしたいと思います。
一つ目の英語力に関してですが、これは非常に深刻な事であると考えるべきであります。今まで私たち学生は英語の勉強を何年も行ってきたと思います。しかし、その勉強は書いてある字を読む事ばかりで話したり、聴いたりする事に関してはほとんどの人が勉強しなかったのではないでしょうか?しかし、海外研修などで国際的な場で活動する人にとっては読む能力よりも、話したり、聴いたりする英語でのコミュニケーション力が何十倍も必要なのです。だから、今後、海外研修を行う予定の学生さんはまずは英語を聴く・話す能力を身に付けることに全力を出して下さい。英語で話すことですが、難しい文章を話さなくても簡単な単語を使ってシンプルな文章で会話を行えば通じるものです。重要なことは、自分の考え・言いたい事を如何に知っている単語で伝えることです。更に、日本語ではあまり重要視されていない事ですが、話し方に大きな抑揚を付けることも大変重要なことであります。自分は、相手に何を最も伝えたいのかをはっきりさせることが大事です。二つ目に挙げました国・地域特有の英語の訛りについてですが、これに関しては海外研修を行う前に日本で対策を行うのはなかなか困難であると思います。なぜなら、実際にそういう英語に触れないと、それがどのようなものなのか全く分からないからです。しかし、この英語の訛りは何度かそのような英語に触れることができれば、自ずと慣れて聞き取れるようになってくると思います。だから、こういう海外研修の場では様々な国々の人々と積極的に言葉を通してより多くのコミュニケーションを取って頂きたいです。最後になりましたが、今後、海外研修を行う学生さんへのメッセージとして、国際的な場で自分の意見・考えを母国語以外の言語で伝えるという経験は誰しも経験できることではなく、且つ非常に難しいことであります。しかし、そのような経験は社会に出た時に少なからず役に立つ経験だと思います。ですから、今後、海外研修を行う学生さんはできる限りの準備と、積極的に行動をして、一つでも多くの事を身につけて今後に役立てて下さい。
45 教員 スロバキア 大学院生英語教育のためのシステム創成GPの補助を受け,学生の同行者として,会議に参加してまいりました.参加した国際会議は,土木,建築系と,ロボット系の融合領域を対象とした学会でした.今年で27回目を迎える比較的歴史あるシンポジウムである..学生自身は修士論文の中間成果報告としての位置づけで本発表を行ないましたが,発表自体は堂々と無難にこなすことが出来ていたように思います.質問を聞き取ることに苦労していましたが,これからの人生に向けて英語でコミュニケーションすることが重要ななスキルであることを身を持って感じてくれたのではないかと感じております.一方で,昼食時などには,隣のテーブルに座った会議参加者と英語で会話を行っており,本GPの趣旨である海外研究者との交流が行われているように感じました.会議に参加して得られた経験はもとより,ヨーロッパの文化を肌身で感じられたということも,学生にとって良い経験であり,思い出になると思います.国際会議での発表は,英語であること,それだけの成果が求められることなど,超えるべきハードルは多いですが,この頑張りに応えてくれる経験を得られる機会だと思います.こういった機会を積極的に活かして,自身の成長に役立ててください.
46 M2 スロバキア 日ごろから英語で会話することに慣れておくことをお勧めします.今までの英語の勉強と言えばテストでいい点数を取るためであったり,合格を勝ち取るためであったりといった役割が大きかったのではないでしょうか.しかしながら本来,英語はコミュニケーションツールであり,特に人とのコミュニケーションに使われるものであると私は考えます.簡単な英語表現であっても日ごろから英語で会話をすることに慣れておかないと,なかなか会話のスピードに乗って理解し発話することはできないものです.大学には様々な機会において英語でコミュニケーションをとる機会が用意されていますので,そうした機会を積極的に利用していってほしいと思います.その機会の一つとしてこの海外研修を利用していただければと思います.国際学会という場で発表を聞き,ディスカッションを行っていくと,当然ながら英語を母国語としない人も中には多く,様々な特徴をもった英語(方言交じりや母語のイントネーションと混ざった英語など)が話されていることが分かります.そうした人が積極的に発言しているのを見ると,我々も自分の英語能力に臆することなく,発言していかなければならないと感じます.英語能力に自信がないと,どうしても消極的な態度をとってしまいがちですが,英語は世界共通語であるがゆえに様々な英語が飛び交うのは,一般的なことであります.ですので,我々も少々の発音や文法の不十分さは気にせず,自信を持って発言していくことが大切であると感じました,また海外に赴くことができますので,英語での会話をする機会を自ら作っていってほしいと思います.学会中には空き時間などで気軽に学会参加者とコミュニケーションをとる機会などもあるかと思います.私が行った際はちょうど主要国首脳会議やサッカーワールドカップなど世界レベルのイベントが行われていましたので,そうしたネタを利用して会話をすることで,様々な国の人々とコミュニケーションをとることができました.そうした会話から,他の国の人の考え方や,日本がどのように見られているのかといったことを知ることができました.様々な視点からの考え方に触れることができ,英語での会話の醍醐味を感じることができました.更に,道行く人に道を尋ねてみたり,お店の店員にお勧め商品を聞いてみたり,他国の観光客にどこから来たのかと尋ねてみたりと積極的に,自ら会話をする機会を作りました.こうした日常的な会話からも,英語でのコミュニケーションをとる楽しみを感じることができました.日常会話には学会での発表の難しさとはまた違った難しさがあるように感じました.一般的な日常用語であっても,研究では利用しないような単語であると,意外にすぐには出て来ず,相手を煩わせてしまったりします.こうした体験を糧に,学術的な英語とともに日常的な英語の学習にも注力していきたいと感じることができました.自分の英語レベルを認識し,知識レベルの英語から使える英語にするきっかけとなるとてもよい機会だと思います.英語を使うことができれば,多くの世界,知識,文化,友人に出会うことができます.英語によるコミュニケーションを楽しみながら,皆さんの英語能力がさらに向上していくことを願っております.
47 M2 台湾 今回の学会発表は,私にとって初めての英語での発表であった.発表においては,英語の発音,特にアクセントが難しかった.このため,これまで日本語発表では作成しなかった読み原稿を作成し,アクセントをすべて調べた.発表練習では,これらの効果を得られた.しかしながら,発表本番では緊張により,これらを実践できた自信がない.英語に自信がない人は,発表練習が上手く出来ただけで満足することなく,発表内容はもちろん発音やアクセントまでも含めて,なにも考えなくても自然に話せるようにまで練習をすべきである.質疑応答については,ある程度質問を予想しその質問に対する回答を準備していきた.実際には,予想していなかった質問を受け,まず質問を十分に聞き取ることができなかった.質疑応答は,発表のように直前に練習するものではなく,日ごろからの英語学習の積み重ねが必要である.
48 M2 台湾 まず,しっかりと発表および渡航に対し準備をすることが大事だと思います.ネイティブ並みに話すことができるのであれば,問題ないですが,大概の学生はそうではないと思います.ほぼ丸暗記するつもりで臨んだほうがよいかと思います.渡航の準備も怠らないでください.往復の飛行機,空港から会場までの交通手段はもちろんあらかじめ決めておくことが必要です.また,その国のことについても知識を持っておいたほうがいいです.日本人にとって常識でも他の国ではことなることが多々あります.例えば,今回の台湾の場合,トイレでは紙を流さずにゴミ箱に捨てることが一般的だそうです.このように日本では考えられないことがあるので気を付けてください.ガイド本を一冊持って行くのが良いかと思います.発表については,練習さえしていればと大丈夫だと思います.学会によりますが,発表と質疑の時間的な境界はあいまいです.ですので,あせらずゆっくりと話すのがいいと思います.質問に対しては,分からなければ,わからないとはっきり言うかもしくは,後で議論しましょうと言ってその場を切り上げるのがよいかと思います.学生であれば,その場に指導教官が帯同していると思うので,助けてくれます.きっと良い経験になると思うので頑張ってください.
49 M2 台湾 日頃からいかに英語によるコミュニケーションに取り組んできたかが問われます。
研究発表についても同じことが言えます。発表そのものはセリフを入念に練っておけば大丈夫なように思えますが、発表本番で用意したセリフを一字一句間違えずに言える保証はどこにもありません。ある程度セリフを覚えるとしても、オーディエンスの反応を見ながら、より詳しく話すべきだと思ったところなどは、やはり発表内容から瞬時に適切な英文を作りだす能力が必要になります。また、発表自体が無事終わっても、その後に寄せられるオーディエンスからの質問への回答にはセリフを用意することはできません。やはり自分の意思を英語で伝えられるようにならなくては、せっかく意義のある質問をして下さった方への回答ができなくなります。また、研究発表以外でも、現地の方とコミュニケーションを取らなくてはいけなくなる機会はあります。例えば、研修先の国の空港でのやりとりや、宿泊先のスタッフとのやりとり、研修会場のスタッフとのやりとりなどです。英語が母国語でない研修先の場合、現地語でしか通じない場合もあります。この場合、英語のみでなくその現地語も学べるいい機会だと感じました身近に留学生(留学生でなくても、日本語と英語の両方でコミュニケーションができる人)がいるなら、是非とも英語でコミュニケーションをしてみるべきです。完全にはできなくても、日頃取り組んでいるか否かで大きな差が出ます。さらに言えば、様々な国の人の英語に触れあっていたほうがいいと思います。同じ単語でも、なまりなどが入り聞き取りにくい場合があるからです。そのような人が身近にいないなら、個人的にでもリスニング等の勉強はしておきましょう。これも普段から取り組んで、耳が英語に慣れているかどうかで発表本番での(周囲の発言に対する)理解度が大きく変わると思います。
50 M1 台湾 今回が初めての英語での発表であったので,緊張した.しかし,発表練習を繰り返し行っていたので,発表が始まると落ち着いて発表できた.もう少し聴衆の方を見て発表できれば良かった.質疑応答では,質問者の質問の意図を理解するのが,難しかった.
51 教員 中国 今回,学会のプレゼンテーションの準備のため,組織的な大学院教育改革推進プログラムーシステム創成プロフェッショナルプログラムーの大学英語支援室の協力を得た.そのため,最初,私のところに持ってきたプレゼンテーションの内容に比べ飛躍的に良くなった.さらに,英語の発音やアクセントもよくなっていた.イリナ・ホルカ特任助教による指導は意義あるものと考える.今後,海外研究を行なう学生は是非相談にいくべきである.本研究室の学生は国内での研究会や学会での発表はある程度慣れており問題なくこなしている.しかし,国際学会は国内での学会とは異なり,言葉の問題がやはり大きく,語学力がやはり重要であるという認識を新たにした.語学力をもっと身につける必要があり,日頃から英語のニュースなど聴く訓練をしておくことを推奨する.
52 M2 中国 日頃からいかに英語によるコミュニケーションに取り組んできたかが問われます。研究発表についても同じことが言えます。発表そのものはセリフを入念に練っておけば大丈夫なように思えますが、発表本番で用意したセリフを一字一句間違えずに言える保証はどこにもありません。ある程度セリフを覚えるとしても、やはり発表内容から瞬時に適切な英文を作りだす能力が必要になります。また、発表自体が無事終わっても、その後に寄せられるオーディエンスからの質問への回答にはセリフを用意することはできません。やはり自分の意思を英語で伝えられるようにならなくては、せっかく意義のある質問をして下さった方への回答ができなくなります。また、研究発表以外でも、現地の方とコミュニケーションを取らなくてはいけなくなる機会はあります。例えば、研修先の国の空港でのやりとりや、宿泊先のスタッフとのやりとり、研修会場のスタッフとのやりとりなどです。身近に留学生(留学生でなくても、日本語と英語の両方でコミュニケーションができる人)がいるなら、是非とも英語でコミュニケーションをしてみるべきです。完全にはできなくても、日頃取り組んでいるか否かで大きな差が出ます。そのような人が身近にいないなら、個人的にでもリスニング等の勉強はしておきましょう。これも普段から取り組んで、耳が英語に慣れているかどうかで発表本番での(周囲の発言に対する)理解度が大きく変わると思います。
53 M2 中国 まず、日頃から英語を聞いたり話したりする習慣を付けた方がよいと思います。私自身はこれまでそのようなことを十分には行ってこなかったため、発表内容に関してはあらかじめ十分に練習を繰り返し行うことで、なんとか発表本番も問題なく行うことができましたが、英語での質問内容をしっかりと把握することやその質問に対して英語で的確な返答を返すことは普段からそのようなことに慣れていないとすぐにはできないことだと思います。日本に住んでいる間にはなかなかそのような経験もできないかもしれませんが、各研究室には留学生などもいると思いますので、そのような方々と普段からコミュニケーションをとることを心がけておくと、少しずつでも英語でのコミュニケーションが上達すると思います。  また、国際学会に参加してみて感じたことは海外の方は疑問に思ったことを率直に聞いていたということです。これはその人が英語でのコミュニケーションに優れているかどうかに関係なく、その場で気になったことはその場でしっかりと解決しようとする意思の表れでもあると感じました。私達、日本人は英語でのコミュニケーションに不安を覚えているため、質問することがより一層億劫になってしまいがちですが、一番問題なのは英語の能力そのものではなく、疑問に思ったことをその場で解決しようとしないスタンスだと思います。私自身の話ではないのですが、別の日本人の方の発表の際に、発表を聞いていた中東の方が様々な質問を連続して行い、その都度日本人の方が返答を行うものの、上手くコミュニケーションをとることができず、その時は発表時間を過ぎてしまったため、とりあえず質疑応答は終わってしまいました。しかしながら、その後の夕食の場で中東の方が自らその日本人の方の元を訪れ、発表の際には上手くいかなかった質疑応答を再び繰り返すことで、中東の方も日本人の方も上手くコミュニケーションをとることができていました。おそらく私たち日本人にはこのような姿勢というものが欠けていると思います。せっかく様々な国から集まった優秀な研究者と討論が行える機会が与えられたわけですから、これから海外研修を行う学生のみなさんにはこのような姿勢を大切にしていただきたいと思いました。  その他に、海外に行った際には環境や人、物など様々な面において、日本との違いがあり、その都度驚くことがあると思います。しかしながら、日本国内でも地方によって風習が違うように、日本国外でそのような違いがあることは当然のことだと思います。そのような違いがある際に、「日本だったらこうなのに」と思うのではなく、「日本以外ではこのようなこともあるのか」と自分自身の視点を幅広く持つようにした方がよいと思います。日本では行われていないが優れているものもあると私自身は感じましたし、そのようなものを積極的に取り入れていくことで、日本自体もよりよい国になるのではないかと思います。海外に行くということはこれまでの自分の固定概念を崩す、非常に良い機会だと思います。学会発表や研究者との討論の時間だけでなく、現地の物や人ともコミュニケーションを図り、自分自身をより大きな人間へと成長させることが海外研修では大切なことだと思います。  色々なことを書いてきましたが、今後、海外研修を行う学生のみなさんが、その研修を通して、一回りも二回りも大きく成長されることを心よりお祈りしております。
54 M2 中国 大学院生の英語教育のためのシステム創成プロフェッショナルプログラムの制度で担当学生修士2年生2名の国際会議参加の補助をしていただき、同行者として会議に参加してきました。参加した国際会議はロボット技術に焦点を当てており、今年で第6回目の開催となるまだまだ新しい国際会議です。会議は12月の3日間で中国で開催されました。学生2名にとって修士論文に向けた最後の国際会議発表であるということで、年末の忙しい時期にもかかわらず発表練習には余念が無く当日の発表も滞りなく行うことができていました。本人達は自分たちの発表が終わるまで気が抜けない状態だったようで、発表終了後には安心した表情で他の研究発表を聴講していました。国際会議への参加は、研究に関する英語でのディスカッションだけでなく国際的な知見を広めるという意味で現地の風習を学ぶことも重要だと考えています。市内の散策もできたので学生にとって国際会議での発表という貴重な体験と共に楽しい思い出も残ったのではないかと思います。今年の会議では、新井先生が発表された論文が最優秀論文賞を受賞する快挙を成し遂げ、研究室スタッフと学生にとって大変思い出深い国際会議となりました。これから海外での国際会議に参加する予定のある学生の皆様には、頑張って研究を行ってきた成果を発表する目的と同じくらいに海外を見る広い知見を養う意味で大いに期待して参加してきてもらいたいと考えています。きっと充実した時を過こすことができると思っています.
55 M2 中国 基本的に英語で討論するのだが、もちろんいろんな国から来ているので、国・人によっては聞き取りづらいときがある。聞き取りづらい場合には正直に聞き直した方がいいと思う。そうすることによって、人によってはゆっくり、わかり易い表現で質問してくれる場合があるから
だ。英語圏以外の国へ行くときは、予め「会場・宿泊地・空港・主要都市」を現地の公用語に翻訳したカードを持っていると、タクシーとか乗るときにスムーズに乗ることが出来ます。英語が全く通じない人もいるので、非常に有効でした。
56 M2 中国 実際に海外で研究を発表し,英語による発表を行う上で非常に困難であると感じた点は,「スムーズなスピーチができない」と「質疑応答の際に聞き取れない可能性がある」点である.1点目に関して私が工夫した点は,スライドにスピーチでの「キーワード」を入れることである.発表練習を繰り返すことで,自分が忘れやすい部分,自信がない部分があきらかになると思う.そういった部分に含まれるキーワードをスピーチで使用する順にスライドの左上から右下にかけて配置することでスムーズにスピーチが行えると思う(あまり英語発表に特化した話ではないですが・・).
2点目に関しては,質問者の近くにいってでもいいのでしっかり目を見てボディーランゲージでリアクションを取りながら質問内容を聞くことである.質問者に対して,しっかりと首を縦に振ったり横に振ったりすることで,難しい表現の質問を簡単な表現に言い直してくれたり,あるいはチェアーマンが言い直してくれたりしてくれる.私の場合だと,「オーケー」あるいは「アイシー」などの相槌を適宜入れることで,質問者とコミュニケーションをとりつつ議論を展開させた.発表とは関係ないが海外研修を受けるうえで最も重要なことは,「確実に会場まで行けるようにする」ことである.特に,治安の悪い地方などであれば,一人でタクシーに乗ってしまえば,普段より多めの額で請求される可能性がある(事実4倍近い値段を請求された学生さんとお話をしました).なるべく一人で学会の外では一人での行動はなるべく避けたほうが良いと思われる.国際学会・海外研修などは,異文化の考え方にじかに触れられるいいチャンスである.私の場合,バンケットに参加し,他国の方々と話をすることで,日常目にするメディアが報じているような情報以外に,海外の方々か日本についてどのように考えているか聞く機会が得られた.これは,グローバル化が進む社会において重要な課題の収集ともいえ,なによりも自分の中での母国に対する意識レベルが向上したといえる.このようなことも踏まえ,仕事や学会以外の部分でも積極的にディスカッション・会話を行ってほしいと考える.
57 D2 中国 It is better to prepare good presentation and rehearse a lot as I saw many presenters could not explain and answer their research clearly. When you go to the conference, business card is also important to introduce yourself and make friend to other researchers who is in the same field of research.
58 D1 中国 Participating in an international conference can help shaping the student scientific communication and presentation skills. In my point of view, every student should be open to other participants and try to listen to all different kind of research topics presented in the conference. Some of the plenary talks hold some hints for undiscovered area in different fields that you might use as a support for your current research or as an idea for a new project.Other participants might show interest in your research or your school so you should always be positive and present them in the best way you can. If possible try to take the contact information of other participants and keep in touch with them as they might be of great helping in future researches or joint projects.
59 D1 中国 指導教授と一緒に訪問しても、このような海外出張は初めてですので、順調に行うため、事前に訪問先の先生の連絡を取って交通や宿泊・訪問日程などを細かく確認しておく必要があると思います。
60 D1 中国 I had the opportunity to participate in the Asian Conference on Pattern Recognition.. I really think that this was a very good academic experience because I had the opportunity to learn what other researchers in my field are doing and I also was able to engage in technical discussions with leading researchers in the pattern recognition field. Even though it was my first time attending to this type of conference (since I usually attend to Robotics-related conferences) I found this conference to be quite interesting and useful in terms of the knowledge that I obtained.In this conference I also had the opportunity to present my research on object category learning and I was able to exchange opinions with several researchers working on similar areas. Definitely, the most valuable experience was to have received very good insights and different opinions about my current work. Moreover I also received suggestions about how to improve my current system. I highly encourage other student researchers to participate in international conferences since it is a valuable experience that will have a positive effect in their future research and academic life.
61 D1 中国 国際会議において、自分の研究発表を行うだけでなく、他の様々な国の研究者の関連する発表を聴講しディスカッションすることによって、研究に関連する知識が得られるだけではなく、様々な生の英語と接することできるので、積極的に国際会議へ参加すると良いでしょう。
62 D2 ドイツ 初めて国際会議に参加する場合はセッションの進み方や質疑応答の方法など、会議の流れがよくわからないと思うので、積極的に会議に参加して、会議の流れを把握しておくと、自分の発表の時もある程度は余裕を持てると思います。
発表資料のデータを会議のパソコンにコピーして発表するときは、図がずれていないかや、正常に動作するかを確かめたほうがいいです。
滞在先に自分の、もしくは研究室のパソコンを持っていくことをお勧めします。パソコンがあれば、滞在先のホテルでも発表練習できるし、ホテルでインターネットが使用可能ならば、いざという時にメールで研究室の人とも連絡が取りやすいです。また、発表を自分のパソコンで行うことができ、その場合は、発表資料の誤動作の心配もないです。
発表終了後の質問が聞き取れなかったら、質問を聞き直すなどして、質問の内容を理解できるまで諦めるべきではないです。英語がわからなくても、質問を理解しようとする思いが大切だと思います。どうしてもわからない場合はチェアマンの方に聞いてもいいと思います。
自分の英語に自信がなくても、何も言わなくては何も伝わらないので、たとえ自分の英語が間違っていると思っても、恥ずかしがらずに自分の考えを伝えることが大事だと思います。必死に伝えればきっと伝わるはずです。
日本人でもいいので知り合いができると国際会議がより一層楽しめると思うので積極的に初対面の人と交流したほうがいいと思います。私の場合は今回教授と私の2人で会議に参加したため、知り合いの学生がいなくて最初は寂しかったが、他大学の学生と数人知り合えたことで、学会の遠足も一緒に楽しめたし、バンケットも一緒に参加できて楽しむことができました。そして何より、お互い発表を控えているので、お互い刺激を受けあえるし、応援しあうことで、自分の発表に対する不安も軽減できました。
滞在先のホテルによってはドライヤーやシャンプー・リンス・ボディソープなどが付属していない場合もあるので、予約時に確認できない場合は全て持って行ったほうがいいと思います。自分の場合は全て付いていなく、ドライヤーとボディソープを持っていかなかったので、ボディソープは買って、ドライヤーは我慢しました。事前にそのホテルに付属しているかを確認していなかったので反省しました。
63 教員 トルコ 国際学会は,英語でのプレゼンテーションを経験するだけでなく,個々の研究の国際的な位置づけを明確にするためのコミュニケーションの場です。研究の歴史的背景や将来の発展などについても議論できるように,前もって専門分野での研究についてより深くしらべておき,質問内容や受け答えなどを準備しておく必要があると思われます。とにかく準備しておくことが一番だと思います
64 M2 トルコ 私は国際学会に参加することが二回目であり、一回目と比べて特に緊張はしなかった。なぜなら一回目の発表時で学んだ「十分すぎるほどに練習すること」を今回の発表で実践したからである。日本にいる時ももちろんだが、発表前日、また発表当日の3時間前までくらいまでホテルの中で練習し、指導教員に発表資料の改善に対する指示を頂いた。練習の甲斐があり、実際の発表では大きな問題はなく、発表を終えることができたと思う。しかし一点心残りがある。それは発表後の質疑応答に関して想定外の質疑があり、上手く応答することができなかったことである。発表の内容自体は練習の積み重ねで上手くいくと思うが、質疑自体は他者からの指摘がなければなかなか個人では気付きづらいと思う。もし今後国際学会に参加する機会があれば、発表の中身だけではなく、想定していない質疑に答えられるために、練習の段階で他者に十分な質問を行ってもらいそれを英語で答えるように心がけたい。以上のことを踏まえて私が今後海外研修を行う他の学生に対して大きく2つ助言したい。1.「練習を十分すぎるほど行うこと」2.「その練習の際に十分に他者に英語で質問してもらい、英語で回答することを心がけること」上記で述べたことが個人の発表に関する助言である。他に述べておきたいことがもう一点ある。それは他者の発表に関することである。国際学会では当然のことながら様々な国籍の方が来られる。学生にとっては多国籍の方と英語で議論する機会は早々にない。将来、自分が国際社会で活躍するためにはその機会が非常に貴重であり、かつ重要であると考える。そこで私は指導教員と必ず一度は他者の発表(日本人以外の方の発表に限る)に対して質問することをルールとすることにした。私は人の顔表情に関する研究を行っているため、分野の近い顔認識の研究を行っている韓国の学生に質問することにした。それも一方的な質問をする口頭発表とは異なり、インタラクティブに質疑応答を繰り返すポスター発表である。顔を認識するための計算時間や応用場所などを重点的に聞こうと試みたが、いざ質問をしようとなるとなかなか自分が考えていたことが英語に翻訳されず、韓国の学生に自分の質問の意図が伝わりにくかった。しかし何度も何度も質問を繰り返し、相手も自分の意図を汲み取ってくれたため納得のいく議論ができたと思う。以上のことを踏まえて私は今後海外研修を行う他の学生に対して2つ助言したい。1.「必ず日本人以外の他者の発表に対して質疑を行うこと」2.「もしポスター発表があれば、そちらを選択してインタラクティブに議論をすること」前回は大阪における国際学会であったが、今回はトルコのイスタンブールで開かれた国際学会であった。学会の初日にはトルコの文化的なダンスや歌などが振舞われ、学術的な側面以外にも、トルコの文化的な側面を学ぶことができた。おそらく今後二度とない経験であるといっても過言ではない。原稿の執筆、発表資料の作成、発表練習、渡航準備など負担がかかることが多々あったが、それでもやはり参加してよかったと思う。他の海外研修を行う学生に対して、海外で発表することに抵抗をもたず、むしろ非常に貴重な経験を積めるチャンスだと捉えて欲しいと強く思う。
65 M2 トルコ 国際会議では数多くの貴重な体験ができ、研究に関してはもちろんですが、人生経験を積むという意味でも学べることが多い為、チャンスがあれば積極的にチャレンジすることをお勧めします。国際会議では、その分野で世界的に著名な先生方に会うことができます。そのような先生方との討論は大変有意義で、自分の研究についてのアドバイスを得るまたとない機会です。また、外国人相手に英語で発表することは、日本ではなかなか経験できないものです。聴衆もほとんどが外国人という中での発表は緊張しますが、英語を使って討論を行うことでコミュニケーション力が付きます。その経験は、今後進学して研究職に就く学生にも、就職して働く学生にもとても有益です。そして、海外研修のもっとも優れた点だと思われるのが、知り合った他大学の学生と交流を深めることが出来るという点です。自分とバックグラウンドが異なる学生達との交流は、国際的な視野を広げるのに役立ちます。また、今後の研究に関する貴重な助言を交わすこともでき、非常に有益です。
最後に注意点として、発表の準備はやはり入念に行うことと、体調管理に気を付けることを挙げます。発表で使うPCや機材等、自分が持ってきたものを使えない環境も考えられる為、そのような場合にも発表が行えるよう準備が必要です。私の場合は、自分が持ち込んだPCでプレゼンを行う予定でしたが、チェアパーソンの方に指定されたPCを使うよう指示されました。発表で使うデモムービーや資料のバックアップをきちんとUSBに取っていた為事無きを得ましたが、パワーポイントのバージョンが異なる、埋め込みムービーの再生が出来ない等の問題は発生しました。このような問題に対処できるよう、様々な状況を考えておくことをお勧めします。また、海外は日本の常識が通じないことも多く、天候の変化や悪質な衛生下で体調を崩しやすいです。万全の態勢で発表に臨めるよう、注意を怠らないようにしましょう。
66 M2 トルコ 今回の研修で、私は初めて海外での国際会議を経験しました。その中で、いくつか重要だと思った点を述べます。まず、発表の準備段階のアドバイスとして「英語支援室の活用」です。基礎工学研究科では英語活用を支援するAESSが設置されております。AESSを活用し、発表資料・スピーチ内容・英語発音等をチェックしてもらうと良いでしょう。英語発表指導の専門の先生から細かい箇所まで指摘してもらえるので、プレゼン発表特有のルールや文章表現をしっかり学ぶことができます。次に、「なるべく多くの研究発表を見に行くこと」です。国際会議では、多くの外国人研究者が発表を行っております。日本人以外の発表を見ることができる良い機会ですので、なるべく多くの研究発表を見に行くことをお薦めします。そして、研究内容で気になった箇所は質問をしましょう。英語が上手く話せなかった場合でも、意味を理解してくれるはずです。研究者としてのスキルアップに繋がりますし、自分の研究にも興味を持ってもらえるかもしれません。
最後に、「研究の話題に限らず、幅広い話題で外国人と交流する」です。私の場合、海外の研究者・学生と研究に関する議論を主に行いました。しかし、研究以外の話で交流を深めることができませんでした。とても惜しいことをしたと感じております。海外研修は、外国人と正面から話し合うことができる機会です。是非、幅広い英語表現の習得をして頂きたいので、研究に限らず様々な話題で盛り上がりましょう。何よりも、英語コミュニケーションに対する自信をつけることができます。以上が私からのアドバイスです。上記3つのアドバイスが、今後海外研修を行う学生の皆さんのお役に立つことができれば幸いです。有意義な海外研修となることを願っております。
67 教員 米国 今回引率した学生は、もともと英会話が達者ということもありましたが、積極的に他の研究者とコミュニケーションを取ろうと努力している姿が印象的でした。これは、英語が得意、苦手に関係なく、心構えとして重要なことです。特にポスター会場での討論は、英語でのコミュニケーション能力を向上するのに非常に良い場です。まずは、自分の研究に直結する研究者と議論するところから始め、余裕が出てきたら視野を広げる意味でも異分野の研究にも耳を傾けると良いと思います。
68 教員 米国 今回の発表は短い口頭発表と,それに続くポスター発表という内容でした.このような形式の発表の場合,口頭発表でいかに興味を持ってもらえるような説明ができるか,興味を持って見に来てもらえたポスター発表において,いかに内容がわかるように相手に説明するかが重要になります.特に,口頭発表においては原稿を用意して入念に準備すれば何とかなりますが,ポスター発表では観客との1対1での英語での対話が必要となります.特に今回参加した国際会議は5つの会議の共催で行われる大規模なもので,参加者の専門分野も幅広く,詳細な質問を受ける場合もある一方で専門外の方が立ち寄って質問される場合もありました.このような場合,相手に合わせて説明の仕方,説明の内容を変える必要があり,口頭発表とは違った準備が必要となります.ポスターの内容に沿ってはじめから順にきちんと説明できることはもちろんのことながら,興味を引かれるような,ポイントを押さえたわかりやすい説明も英語でできるように準備しておく必要があります.これは対話形式のポスター発表ならではの注意点だと思います.1対1,1対少数の発表だからこそ,わからなければきちんと聞き返すことを含む,相手の言いたいことを理解する能力と,英語能力があるかないかという問題だけでなく,自分の意思を伝えるための労力を惜しまないことを含むコミュニケーション能力の重要性を再確認しました.また,今回参加したようなテーマの多岐にわたる国際会議では,自身の研究にぴったり合ったテーマの講演だけでなく,少し違った周辺分野の講演を積極的に聞くことも勉強になります.普段聞き慣れたものとは違った英語表現に出会える場合もあり,研究内容だけでなく英語の学習という観点からも,自身の視野を広げるためには重要であると感じました.
69 教員 米国 今回参加した国際会議は,この分野では最も権威があり,採択率は30%弱で,日本からはこの発表のみであった.日本からの参加者も10名程度であり,発表したセッションには,40名近い聴講者がいたが,日本人は数名であり,国際性を養うにはとても良い機会であった.日本で開催された国際会議では日本人の参加者が多いので,英語での講演であっても,日本人がたくさん聞いているという安心感があるが,日本人のほとんど参加していないセッションで講演することはとても良い経験になる.さらに,参加者には,この分野で世界的に活躍する研究者が多く,今回も本国際会議のgeneralchairからの質問を受けるなど,質問の内容もレベルが高く,日本では体験できない高度は討論を英語で行うことができる.このような日本語でも回答が難しいレベルの高い質問に適切に回答するためには,日ごろから英語で研究内容をまとめ,討論も英語でおこなうなど,英語でモノを考える習慣をつけることを薦める.また,セッション間の休憩時間を利用して,多くの外国人と話す機会を持つことで,色々な人と話すことを薦める.出身国によって,英語の発音に癖があり,英語を母国語としない人と会話することも国際性を養う上で重要である.そのためには,様々な国の人と会話をしながら,リスニング力を高めることも大事である.
70 教員 米国 国際学会は,英語でのプレゼンテーションを経験するだけでなく,同じ研究分野の研究者に触れ合う良い機会です.限られた時間でいろいろな人といろいろなことについて話をするために,どのような話がしたいかを前もって調べておきましょう。例えば,何気ない国際会議場でもその建造物に歴史的背景があるかもしれません。そのような話ができれば,研究に関する議論も盛り上がると思われます。とにかく準備しておくことが一番だと思います。
71 教員 米国 大学院生時代の国際会議における英語での発表と海外研究者との討論は,研究生活において学術論文執筆と同様に重要かつ力が付く活動ですので_,積極的に参加されるのが宜しいと思います
72 M2 米国 学生にとって海外渡航や留学は,最近ではあまり目新しい事ではなく,皆さん学生諸君もハワイや東南アジアなど海外に旅行に行ったことはあるだろうし,まわりにも短期の海外留学を体験している友人のひとりやふたりはいると思う.航空券も安くなり海外を訪れること自体は容易になってきたがそれでも,海外研究を進める理由は何であろうか?まず,旅行で海外に滞在するのは基本的にはお客さんであり,私の考える海外研修や体験には含まれない.本当の海外体験とは,まずそこに長期間滞在し,研修や共同研究などにおいて責任をもつ役割を担うことであると考える._留学や海外研修という言葉から一番に思い描くのは,語学習得であると考えるが私や指導学生の経験からは,それが一番の成果であるとは考えない.まず,数週間や数ヶ月の滞在ではそれほどの語学上達は望めない.しかし,逆に言葉が不自由であることや,常識や文化が異なることから来るコミュニケーションの本質への疑問や考え方の違いなどが,日本いると当たり前すぎて考えない疑問を提起してくれる.すなわち,母国語以外での会話や議論を強いられることで,分かり易いプレゼンテーションやコミュニケーションの本質などを考えさせられる._また,常識が違うことも大きな考え方の変化をもたらすものと考える.例えば,日本の学生は余りに当たり前のように大学進学し,それを特別だと考えないように思う.それに対して,例えば,アメリカでは大学進学とは特別なことであり,特に大学院においては奨学金をもらえる一部の学力の優れた一部の人が行くという意識が高い.そのため,それら学生はいい意味でのエリート意識があり,選ばれて学問をしているという意識から必然としてモチベーションが高いと言うように感じる.このような学生の中に日本の学生も飛び込むことで,自分の当たり前が崩れ,何のために大学や大学院で学んでいるのかという本質的なことを考得させられると思う.
_私は,“環境は自分を映す鏡である”と考える.すなわち自分を変えたければ環境を変えるのが手っ取り早い.当然,海外研修では,トラブルやうまくいかない事にたくさんぶち当たるが,その数だけ普段は考えないいろいろなことを考えさせられ,確実に自分の中の何かが変わっていく.面倒くさいことやトラブルを積極的に避けようとするこのご時世,逆に率先してこれらに巻き込まれる海外研修に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
73 M2 米国 アメリカの学生と議論する機会というのは、なかなかあることではないので、非常に良い経験ができた。また、英語しかない環境に置かれることで、自分の英語力のなさを痛感するとともに、英語力向上の必要性を実感した。しかし、拙いながらも英語で会話できるよう努力することで、英語への潜在的な抵抗を減らすことができた。?アメリカの学生の考え方や、研究への姿勢などから刺激を受けた。また、多くの人と議論することで、研究の可能性についても確認することができた。?海外での研修というのは、言語や文化の違いから不安に思うことも多いと思うが、まずは経験してみることが大事だと思った。このような貴重な機会を得るにあたって、最も負担となる金銭面での援助があることはとても有用だと思った。もしこのような機会がまたあったら、ぜひ活用したいと思うし、せっかく援助してもらえるので、他の学生も積極的に活用したほうがよいと思った。
74 M2 米国 今回国際学会に参加して気づきましたが、諸外国に比べ日本人はあまり英語のスピーキングとヒアリングが上手くないようです。意外にも経験を積んだ研究者でさえその傾向がありました。プレゼンで発音が悪かったり、質問されて答えられなかったりすると、せっかく興味を持って聴講してくれている人たちに申し訳ないので、これから国際学会に参加する予定のある方は普段からスピーキングとヒアリングの訓練をすることを強くお勧めします。もし研究室に留学生がいるなら、彼らとの会話を積極的に行なうのが良いのではないかと思います。
75 M2 米国 (研究活動について)・国際会議(国内も同様ですが)に参加する上では、自分の研究発表をすることだけでなく、他の研究者とのコミュニケーションをとることで新たな情報収集や人脈を作ることが学会活動の大きな意義となります。積極的に討論へと参加することが出来ればより良い経験となると思います。・他の研究者の発表を見ていて感じたことですが、英語による発表ではイントネーションに特に注意するべきです。強調したい部分とそうでない部分の声量やスピードの強弱をうまく付けることで聴きやすい発表となることがわかりました。時には身振り手振りを加えてことも良いでしょう。あまり細かい発音にこだわりすぎないことが重要かもしれません。
(海外生活について)・海外経験が少ない方(特に初めての方)は、ガイドブックなどを通じてひと通りその国の文化について学んでおいたほうが良いです。ホテルにおけるチップの渡し方や受付対応など、事前に調べられることは調べておくと当日焦らなくて良いでしょう。・今回私はアメリカへ研修に行きましたが、アメリカの方は非常にフレンドリーで、道端やお店でもよく声をかけてくることがあります。しかし、中には物乞いをしてくるような方もいるので、曖昧に聞き取れないままに会話が進まないように注意する必要があります。誤解されないよう、分からないときはすぐに聞き返せばよいと思います。
76 M2 米国 今回,国際学会に参加させていただき,非常に貴重な体験をすることができたと思います.
国際学会については,世界中から著名な方々が集まり,最先端の知識や技術を肌で感じることができました.その際,学会中,食事や休憩時間などでも海外の方とお話する機会がありました.勉強の話だけでなく,海外の文化や生活に触れることのできる良い経験となりました.その中で,やはりコミュニケーションのツールとして英語の勉強不足を実感しました.発表内容に関してはある程度準備をすることができますが,向こうでの日常会話や雑談に関しては突発的なため,普段から勉強し耳を慣らしておくことが必要だと感じました.またホテルのチェックアウトの際,会計に誤りがあるという出来事がありました.旅行中には想定外のトラブルが起こることがあるということを身をもって体験するとともに,やはり自分の主張を正確に相手に伝える技術の重要性を強く実感する出来事となりました.私自身,今回の国際学会を通して,専門以外の語学勉強やコミュニケーション能力など普段から意識することが大切だと感じました.有意義な国際学会を過ごせるよう頑張ってください.
77 M2 米国 今回私の海外研修は全体を通して3週間と短期のものでした。単身で海外に滞在するのは今回が初めてだったため、慣れないことばかりでした。アンカレッジとサンディエゴの2都市を移動しているため、どちらもちょうど滞在に慣れてきたころに移動という形になってしまいましたが、得たものもとても多かったです。期間が短かったため、もちろん英語力の向上とはいきませんでしたが、英語で会話できるという自信は得られました。
_また、アメリカの人たちは日本とは違い、道端などで気軽に話しかけてくれます。文化が異なると、人との接し方も異なると実感できます。同じコミュニケーション手段を日本で用いると不審に思われるのでおすすめできませんが、異なる文化に触れ、異なるコミュニケーション手段を用いることで、自身のコミュニケーションの幅が広がったと思います。今後海外研修に行かれる学生の方は、是非積極的に現地の人に話しかけてみてください。より多くの人と、より多くの時間を過ごすことで、何かしら得られるものがあると思います。
78 M1 米国 今回のワークショップを経て得た経験を、次の4つの項目についてまとめたいと思う。
1.カリフォルニアという街についてカリフォルニア空港に到着すると、我々は雨に迎えられた。カリフォルニアは雨期だったのだ。しかし、シャトルバスに乗ってホテルに到着するころには雨は上がり、それ以降雨が降ることはなかった。予想外なことにカリフォルニアは大阪よりも寒い。湿度が低い分、夏でも木陰に入ると涼しいそうだ。我々が宿泊したホテルはCivicCenterの近くだったので、治安が良くなかった。そうとは知らない我々は、危険な場所だけ教えてもらっておいて、周辺に散歩に出かけた。グループで出歩いていてよかったと思う。
2シリコンバレーについて
2.1シリコンバレーのカルチャーとは今回はシリコンバレーにあるparcとGoogleを訪れる機会を得た。シリコンバレーは広い草原の中に突如現れる。優秀なソフトウェアエンジニアリスト達が集まっており、新しいビジネスを次々と生み出していく雰囲気に包まれていた。
2.2シリコンバレーで現在何が注目されているか? 5年前からクリーンテックが注目されており、現在では、ヘルスケア分野での研究が新しいトレンドになっているようである。
3日本と米国の学生についてよく言うように、日本の大学は入りにくく出やすい文化だが、米国の文化は入りやすく出にくい文化になっている。その上、米国の大学では修士課程から給料が出るようになり、その分、研究に集中する環境が出来ているようである。また、シリコンバレーはスタンフォード大学の周辺に形成されており、日本よりも米国の方が大学と企業の距離が近いのではないかとも感じた。
4キャリアについて世界の有名な大学では、博士課程に進学する生徒が多いが、これも大学と企業の距離が近いことが要因の一つではないかと思っている。要するに、企業の一流研究者が大学の研究に加わる機会が多いので、学生にとっては、博士課程に進学する方が就職に有利に働くのである。日本と世界とでは、世間の博士に対するイメージも少なからず違うのではないだろうか。5人との関わり今回のワークショップでは、様々な人にお世話になった。安全に生活を送ることができたのも、現地の文化を学ぶことができたのも、キャリアやビジネスに対する考え方を学ぶことができたのも、充実したプレゼンテーション&ディスカッションを行うことができたのも、様々な人とのつながりがあったからこそである。積極的に世界に出ていくことで、新しい世界と出会うことが出来る。そんなことを考えるワークショップとなった。
79 M1 米国 研修を通した全体的な助言としては、英語力はあるに超したことはないと思います。当たり前のことなのですが、研修を通して痛感いたしました。特に聴く力が重要と感じました。この聴く力は日本では養いにくい力だと思います。つまり、海外研修前、もっといえば普段から“意識して”身に付ける努力をする必要があるということです。その一方で話す力は研修中でも伸びます。英語を話す機会が多いほど、その伸びを確かめるチャンスが多くなります。さっきより話せるようになることは、研修中で大きなモチベーションとなるでしょう。海外の講義や先生方のお話を聞いたりするとき、一番違いを感じるのは講話中での質問の多さだと思います。向こうでは質問をすることが話を聞いているサインとなりますので、機会があったら進んで質問すべきと思います。私は日本でもあまり質問をするタイプではありませんでした。そのため、海外研修中も何を質問したらよいのか、質問が思い浮かばないまま講話が終わってしまうことがほとんどでした。海外研修の良い機会を生かすためにも、日常的に質問を考えるようにする方が良いと感じました。講話や発表の内容をさらに理解するためにも、日常的に行って損はない行為だと思います。個人的には、質問できるのは癖みたいなものと感じています。いつも質問していないという人は海外に行っても十中八九質問できません。お話を聞きながら疑問点を口にする、質問をするという習慣づけが大切だと感じました。私の海外研修では、何回か英語で発表する機会がありました。この際よく注意されたのが、自信を持って発表すること、発話はゆっくりと丁寧にすること、の二点でした。前者は姿勢についてまでも含めての注意でしたので、特に気を付けるといいかもしれません。
80 M1 米国 (プレゼンテーションについて)
プレゼンテーションに関しては,日本語での発表と同じく,自信を持ってはっきりと発表することが大事になってきます.難しい言い回しを使う必要はなく,図等を有効に活用しプレゼンテーションすれば,十分伝わると思います.むしろ大変なのは質疑応答の際に相手の質問を正確に聞き取り把握できるかです.文章を読むと簡単な表現も,実際に耳で聞くと何を言われているのかわからない事が何度もありました.リスニングのトレーニングに割く時間があれば普段からしておくべきだと思います.今回のように英語圏で発表がある場合は,発表までにレストランや売店の店員さんと積極的に話をすることによって多少リスニングに慣れることも可能かと思います.
(他の研究者の発表について)今回のような大規模な国際会議では多数のセッションが複数並行して行われるため,予め軸となる聴講したい発表を見極めて,スケジュールを立てて会場に行くのが望ましいでしょう.また研究活動で使用している本の著者などが発表を行う場合も少なくないので,非常に良い機会になると思います.
(海外生活について)私自身今回が初めての海外渡航で,日本とは異なる文化に少なからず戸惑いを覚えました.今回は渡航先がアメリカでしたので,チップが厄介でした.どのような場面でチップが必要なのか,相場はどのくらいなのかといったことを事前に調べて行くと,いざという時に慌てないで済むでしょう.他の文化に関しても可能な限り調べていくと役に立つと思います.またアメリカの方は非常に気さくに話しかけてきてくれますし,道などを尋ねても丁寧に教えてくれる方が多く,英会話の良い実践機会になると思います.上手く伝わらない事や,聞き取れない事もありますが,勇気を持って話をしてみると非常に良い勉強になります.
81 M1 米国 英語に限らず口頭での発表を行う場合は,入念に発表原稿を作るべきではあるが、なるべく
暗記した内容を話すのではなくその場で文章を作って話すほうが良い。理想的には発表を聞きに来た方の傾向やその場の状態で最適なプレゼンテーションは異なるはずであり、また発表内容を直前で微調整したり、当日に機器のトラブルに見舞われたりすることもあり、その変化に対応しなければならない。ただ、複雑で長い文章を即興で作るのは困難であろうから、短い文章の連続で構わない。実際はそのほうが聞き取りやすく発表には適している。
英語でのスピーキングについては多少発音や構文に問題があっても聞きとってもらえることが多く、あまり問題にならない。聞こえなければ意味が無いので、重要なのは大きくはっきりと言うことだけである。一方海外での発表・討論となった場合、最も問題となるのはリスニングであると思われる。会場には綺麗な発音を身につけた英語のネイティブスピーカーだけではなく、ネイティブとも日本人とも異なる独特の発音で話す非ネイティブスピーカーの研究者が大勢いる。ただこれらは経験を積む以外に解決法がないように思われるので、他人の発表を積極的に聞いて耳を慣らすのが良いだろう。
我々学生が海外に行くのは日々の研究成果を発表するためではあるが、同時に研修として経験を積み練習していくためである。なので、発表だけでなく様々な経験を積む場として参加することを勧める。
82 M1 米国 国際学会では、最新の研究を学べるところです。多くの世界の競争相手を感じることが出来ました。また自分の研究に生かせる部分を多く掴むことができました。また英語での発表は自分のスキルを高める上で、かなり有意義なものとなりました。
83 M1 米国 私は海外に行くのも学会で口頭発表するのも初めてでした。しかし、周りの先生方や研究室の皆さんの協力により充実した海外研修を行えたと思っています。海外研修に消極的な人も積極的にいきたいと思っている人もこのような機会がもし与えられたならぜひ参加してください。結果がどうであれ必ず今後の役に立つことと思います。
84 D3 米国 一番大事なことは,自信を持って自分の意見を主張するということだと思います.英語に不慣れである等,様々な理由で自信がなくなってしまう部分もあるかもしれませんが,余計に相手に伝わりづらくなってしまいます.些細なアイデアや意見でも,自分が思う「取るに足らなさ」は一旦置き,明確に伝えることが重要だと思います.また,わからない部分はわからない,ということをはっきり伝えることも重要です.考え中である,理解が追い付かない,ということを相手に把握してもらえないことは,議論の停滞を生みます.
85 D3 米国 There are a lot of presentations each day and perhaps you want to listen to 2 different talks from different sessions at the same time. You should carefully choose what talk you will attend. In addition, you should also make a clear schedule of the talks you will attend in advance because there are many sessions and talks each day. There will be some plenary talks every day and semi-plenary talks for each session. These talks are really interesting and there is a lot to lear from. You should not miss these talks. Once again, IROS is really a good conference to aim for if you want to learn about the most recent advances of robotics, a good chance to know many researchers, and students in our research fields.
86 D2 米国 可能ならば海外研修を行う前に研修先で使用する言語をある程度習得(読み書きおよび会話)しておく必要があります。また、出発前に研修先での研究テーマが定まっているのであれば、それについて予習することが望ましいです。さらに、開発環境が日本と異なることがあるので事前に調べる事が出来れば尚良いと思います。
87 D2 米国 International conferences make a good opportunity to meet people with similar research interest and scoop of work. During international conferences a researcher will usually get the chance to find ideas to improve his current work and make contacts that might help him in a future research or might even lead to a joint project. As a participant in an international conference, one of the things that I found useful was carrying business cards to make sure to deliver my contact information in a clear and organized way. Also, accepting other people opinions or negative feedback will always help to improve the quality of ones work.
88 D2 米国 海外では、日本では当たり前であることが当たり前ではありません。日本では言葉を発する必要がなかったことまで説明して話す必要が出てきます。そのため、私たちにとっては、日本にいたほうが物理的にも精神的にも楽になります。しかしながら、今の世の中は、globalな社会であり、社会に出てしまうと日本だけを視野に入れることは不可能です。常に受身でも生活ができる日本の生活とは異なり、海外では、自分から発言をすることが必要不可欠となっていきます。このことに慣れることは、年をとるごとにだんだん難しく大変になっていきます。これらの大変なことを乗り越えて、手にすることができるのは、様々な国の人との価値観の共有です。研究にしても、文化にしても、ある一つのことを決めることにしても、十人十色の意見があることを実感することができます。また、海外では、日本の恥の文化はありません。どんどん挑戦していく人が様々な国の人との価値観の共有を多く手に入れられます。私は英語が苦手な方で、大変苦労をしました。しかしながら、その苦労の分だけ、様々な国の人に助けられたり、様々な文化を理解することができました。英語が苦手ということを恥じないでください。その分だけ貴重な経験をします。英語が得意な方も、様々な国の方とたくさんの議論をして、価値観をより柔軟にしてください。
89 D1 米国 It was my pleasure to attend this international conference in US. It is no doubt that this opportunity is a fruitful experience for my life and research career. After this trip, I have learnt two things in this international conference. In US, international conferences tend to be more free-style. The objective of conferences not only provides opportunities to present their works, but also discusses the research trend in this field. I have a chance to communicate with other researchers with similar background. Another importance is that we understand what other researchers are doing and considering in the same field. CIRP is a membership conference. The conference I attended is one of sub-conferences in this group. One of important purposes of this type of conference is to make network with others. In fact, from my feeling, this conference is free style. It encourages people to write good papers, and also provides researchers opportunities to communicate and discuss.
Attending international conference will motive us to pay more effort on our researches. This international environment will board our views to our research and improve our communication skill. I really appreciated this opportunity to attend the international conference. What I gained is much more than what I paid. I think it will make my life different in the next years. I also hope more and more students can have opportunities to attend international conference and enrich their experiences.
90 D1 米国 今回は学生の学会発表のための引率でしたが、学生本人の入念な準備が大事だったと思います。今回引率した学生は、本人が学会発表練習を十分に行なっており、発表についての心配は全く無用であり、また、質疑応答についても、不慣れな点を除き、全く問題ありませんでした。
91 D1 米国 英語を勉強していくことは勿論、文化や作法も学んでいくべきだと思う。今回、間にハロウィンがあった。日本ではそんなに盛り上がるイベントではないがアメリカでは仮装して往来をゆく盛り上がりでただただすごかった。また、10日間も海外に行くと英語が聞き取りやすくなるが普段の生活に落ち着いてしまうとその効果もうすれてくる。行く前よりも帰ってからの方が英語の勉強に力をいれるべきではと感じている。
92 D1 米国 なによりも、はっきりとした目的意識を持って海外研修に参加するべきだと感じた。そのためには十分な準備も必要で、日本にいるときから積極的に英語学習を行って、研究についてしゃべれるだけでなく、ディスカッションを行う練習も必要だと思う。
93 D1 米国 今回は学生の学会発表のための引率でした。今回引率した学生は、本人が学会発表練習を事前に十分に行なっていたため、発表についての心配は全く無用であり、また、質疑応答についても、不慣れな点を除き、全く問題ありませんでした。学生本人の入念な準備のおかげで、研修が充実したものとなりました。
94 D1 米国 発表者の中に日本人もいたが,全体的に声が小さく発表が聞き取りにくかった.これに比べ,ネイティブの方は声が大きく聞き取りやすかった.だが,一部の発表者は話すスピードが速く,発表についていくことができなかった.これらのことから,私の発表は最終日であったため,ゆっくりかつはっきりと大きい声で発表するように心がけた.その結果,発表後,good presentationと聴衆の方から言って頂けた.正直,私は発音やアクセントに自信はなないが,それでもゆっくりかつはっきりと大きい声で発表するということが重要であると再認識させられた.このようなことは基本であるが,心がけて発表していただきたい.
95 教員 ベルギー 英語でのコミュニケーションは、文法が多少間違っても、発音が悪くても、お互いに言いたいことが伝われることが一番重要なので、あまり英語への苦手意識を持たずに、積極的に会話に努めると良いです。特に国際会議などでは、相手も親切に聞いてくれます。また、ネイティブの英語も地方によって訛っていたりしますし、フランス人やインド人の英語など、いろいろあることに気づくと思いますが、そのあたりを意識しながら、自分のなかでどの国(タイプ)の英語かをカテゴライズしてゆけば、経験ともに、どの国の英語も聞き取れるようになっていくと思います。
96 D2 ベルギー 英語運用について英語運用能力は日頃から高められるだけ高めておくと良いです。私は今回が初の国際学会でしたが、訓練していたとはいえ、自分が如何にとっさに英語を使用できないかということを痛感しました。しかし同時に、何事も経験であるということも感じました。今回は研究内容についての理解が深まったことは無論のこと、自分の能力の不足に気づくきっかけとなり、また今後どのように能力を高めていけばよいかにも気づくことができ、有意義でした。皆様にも機会があれば国際学会の場に出向くことを薦めます。私見ですが、英語運用にあたり、学生が不安に思うのは次の二点だと思います。即ち1日常的な会話を上手く行えるかどうか 2学術的な会話を英語で上手に行えるかどうかです。1について更に具体化すると、相手の英語をきちんと聞き取れるかどうか、とっさに表現が浮かぶかどうか、発音を上手にできるかどうか、などがあるでしょう。いずれも日頃から訓練することで、いざ本番と言うときにスムーズに運用できるものであることは言うまでもありません。参考までに私が行っていた訓練方法を紹介致します。私は中学時代より、英語を音読することが会話能力を向上させる上で最善と考え、日常的にそれを実践して参りました。これは今に至るまで継続しております。これにより、英会話において上手に話せる、大丈夫という自信がつきましたし、ある程度は英語を聞き取れるようになりましたし(実際の能力の程度は別にしてですが)、いざ会話となったときにとっさに表現が出てくるようになったと思っております。しかしそれ以上に重要なことは、とにかく話をしてみるということです。完全主義を捨てる、といっても良いでしょう。換言すれば、完璧な発音、表現でなくてもよいという開き直りの心を持つことでしょうか。実際、会場での口頭発表や討論を聞いていると、失礼ながら外国の方の中には英語の発音、表現が性格でない方も結構いらっしゃいましたが、そうした状態でも特に大きな問題なくコミュニケーションを行えていたように見受けられます。完璧な発音、表現でなければ英語は通じない、というのは誤解です(無論学術講演である以上、ある程度の水準は要求されますが)。「文法的に完璧な、正しい日本語表現を駆使できている日本人が実際のところどの程度いるのか」ということを考えて頂ければ、以上のことには納得して頂けると思います。それに今回私も身をもって知ったことですが、いくら一人で訓練したとしても、活きた表現をものにすることは出来ません。英会話は実経験がものをいいます。できるだけ場数を踏んだほうがよいです。幸いにも基礎工学部にはそのような環境が整っています。留学生センターを訪れれば、留学生と英語での交流を行うことが出来ますし、学部生の英語の講義のTAをする、ということでも経験を積めます。もしスキルを向上させたいという意欲があるならば、以上のような活動を積極的に行うことを推奨致します。ただ、そうはいっても最初は幾ばくかの抵抗があるのも事実です。その不安を解消しておくことは実践でのパフォーマンスを向上させる上でも有効かつ重要であると思います。そのためにも、やはり日頃から何らかの訓練、例えば私が行っていたような音読など、を行っておくことを推奨します。上述の1については以上を私からの助言と致します。
97 D3 ポーランド 海外の国際会議で自分の研究結果を発表すると、新鮮な意見をたくさん聞くことができます。特に、自分の研究成果の位置づけが明らかになったり、新しく興味深い課題を発見できたり、他の研究との関連から新しい共同研究に結びついたりします。積極的に海外の研究集会等に参加・発表し、海外の研究者と討論をすることで、自分の研究の動機もより明確になっていくと思います。
98 教員 香港 国際学会は,英語でのプレゼンテーションを経験するだけでなく,個々の研究の国際的な位置づけを明確にするためのコミュニケーションの場です。研究の歴史的背景や将来の発展などについても議論できるように,前もって専門分野での研究についてより深くしらべておき,質問内容や受け答えなどを準備しておく必要があると思われます。とにかく準備しておくことが一番だと思います。
99 M2 香港 This is my first time to present my research abroad. As a foreign student, this is kind of opportunity is more valuable and meaningful. I would like to share my experiences here. I hope it may help your international conference preparation and improve some skills.First, I think we should try to make our presentation perfectly, no matter how much English we can speak. Therefore, preparation is one of key issues for the conference. Even though you may not a good English speaker, the sufficient preparation will make you at least to delivery your messages to all audiences. Don’t be afraid that I have a strong English accent, because everyone has the accent even for native speakers. Before the conference, we should first read and practice what you will speak in the presentation to yourself and friends.Secondly, in the conference the communication with other researchers is very important. I think it is really a good opportunity to exchange the ideas, and discuss the recent hot research topic in order to explore our knowledge in our research field. We should grasp all chances to communicate in the presentation or the meal time during the conference period. Communication is also the bridge to make foreign friends or create the potential collaborative chance in the future.The last but not the least, we should keep this in the mind: Don’t be shy anytime. You may think my English is not good enough. You may think I look quite different compared with other American or European people. However, language or culture difference should not be barrier to express yourselves and make friends.I really appreciated this opportunity to attend the international conference. What I gained is much more than what I paid. I think it will make my life different in the next years. I also hope my advice can help those students who want to study or attend the international conference.
100 M2 ロシア 今回の学会は、私にとって初の海外渡航でもありました。まず、渡航に関しては、ビザの申請、バウチャー・航空機予約など早めの行動が重要です。ビザの取得には時間がかかります。特に今回は先方からの情報が遅く、曖昧であったために、自分の発表形式や発表日などがよくわからないままでした。また参加費についてもトラブルがあったため、現地での支払いとなりました。そのようなとき、海外の方と英語でメールのやり取りをしなければなりません。英語での形式を知らなければ周囲の方々に迷惑をかけることとなります。私は全くと言っていいほど知識がなかったため、先生のお手を煩わせる結果となってしまいました。次に、学会で痛感したのは、英語を話せないとコミュニケーションをとることはできない、ということでした。英語を聞きとることはできても自分の意見を英語で話せない、という状況に何度も陥りました。沢山の方々がいらっしゃる学会で会話ができないともったいないです。さらに、発表後の質問で、訊かれたことに答えられないという事は非常に悔しく、また恥ずかしいものです。相手の方にもご迷惑となりますので、英語を勉強することは大切です。加えて、時間管理がアバウトなので余裕を持った行動が必要です。一方で、ロシアの市街に出ると、英語さえ通じません。当然、にわか仕込みのロシア語など通じようはずもありません。つまり、言葉は通じないと考えた方が良いです。なので、事前の準備が必要です。ガイドブックやインターネットなどから必要な情報を抜き出し、印刷して用意しておくと、それを見せながらの指差しとジェスチャーで、なんとか意思疎通は可能です。ただし、現時点での物価は比較的安く、メトロは定額でどこまででも乗ることができるので、お金はそれほど必要ではありませんでした。他には、入出国の際、ポケットの中身を全て出し、靴を脱ぎ、ベルトを外して金属探知機を抜け、さらに職員による身体検査があります。特に出国ではかなり厳しいので注意してください。荷物の紛失にも注意が必要です。職員が不審だと感じると、荷物をその場で広げて内容物を説明する必要があります。また、サービスという概念がないので、空港、駅をはじめ、ホテルでも店でも店員の対応は冷たく感じられると思います。ですが、それが普通です。
101 M2 ロシア 口頭発表は、一般的に会議の中で優れた内容と判断された研究成果を発表する場であり、栄誉を与えられたことをよく理解した上で、それに応える様に最大限の努力をするのは当然の努めだと思います。今回に限らず、最近、日本人研究者の発表で原稿を読んでいるだけの人が見受けられますが、それでは、発表内容を発表者が理解していないと見なされ、せっかく、口頭発表の機会を得たことを台無しにしてしまいます。各種支援フプログラムの充実により、以前より幅広い若手研究者や学生諸君が国際会議発表できるようになった結果が、原稿を読むだけの人の増加になっては、本末転倒ですので、発表だけでなく質疑応答まで、考えられるだけ英語での応対を練習してから、本番に臨むよう心がけて下さい。現実的には、練習をするだけの十分な時間を確保できないことが多いとは思いますが、最初から努力を放棄してしまったら、全く意味が無くなってしまいます。
102 D2 ロシア 海外研修にはいくつかの側面があり、参加する方が自分で目的を設定するのが良いのだといます。国際学会の場合、おそらく一般的には以下の条件で行われています。同じ専門分野で研究されている海外の方が参加されている。・異なる専門分野を持つ方が参加されている。会話は基本的に英語で行われる。そもそも開催地・環境が外国である。
参加者の中には著名な方もいらっしゃるので、同じ専門分野であれば直接お話し出来る機会は非常に貴重であり、日頃の疑問を解決することが出来るかもしれません。また専門内外に関わらず、海外の研究者がどのような方々なのかを直に感じることが出来るのは良いことだと思います。研修ですから学術的な意義を持って参加する姿勢は必要だと思いますが、普段経験することの無い環境で違う言葉を使って過ごす数日間は、人生における経験として非常に貴重だと思います。参加する機会を得るチャンスがあれば是非積極的に行動されるのが良いと思います。
103 D2 ロシア 英語を用いた議論という観点においては、全般的に日本の学生は、他国の学生に比べて引っ込み思案な傾向にある。また、スピーキング・リスニング技術に弱いことが多い。今後は、研究成果を海外に発信し、情報収集を円滑に進めるためにも、英会話力の向上に努め、積極的に議論等に参加する必要がある。日頃より、そういう認識を持っていてもらいたい。
104 国内 国内 今回の国際会議は日本で開催されたため,海外で開催される国際会議に比べると,参加者も日本人が多く幾分安心感があった.国際会議での発表に不慣れで,かつ英語発表に抵抗を感じる学生は,まずは国内で開催される国際会議に参加して英語発表に慣れてから,海外で開催される国際会議に参加するのも一つの手であると思う.
105 教員 国内 二人は修士2回生の学生であり、国際会議での発表は初めてでした。事前に研究室内での発表練習を行い、口頭発表の練習を丁寧に行った後での、発表となりました。国際会議での発表ということもあり、どちらも緊張してはいましたが、事前練習の成果もあり、堂々と発表と質疑応答を行うことができました。Full Paperの投稿の後、査読を受けて採択され、発表練習を行い、国際会議で発表するという経験は、修士課程の研究の一環として、貴重な機会となり、英語論文の書き方、自分の論文が査読でどのような評価を受けるのかを知ること、英語で発表する際にどのようなことに気をつけるのかを知ること、など、様々なことを学ぶことができた様子が見受けられました。学会当日は、自分の発表の他にも、他のッションやkeynote lectureの聴講を含め、国際会議で世界中の研究者が議論する様子に触れることができ、学会参加を楽しむことができました。貴重な機会を提供頂きました、GPプロジェクトに感謝いたします。
106 教員 国内 英語の語学力という観点においては、全般的に日本の学生は近隣アジア諸国の韓国や台湾、中国などの学生に比べて、ヒアリングとスピーキングに弱い傾向がある。研究成果に対する質疑応答や情報収集を円滑に進めるためにも、英会話力の向上にも意識的に努める必要がある。日頃より、そういう認識を持っていてもらいたい。
107 教員 国内 会場は日本国内であるためアクセスの弁は非常に良い。また、ショートコースや著名研究者によるPlenaryTalkがあり、最新の状況を学習する機械が準備されるなど、非常に有益な内容が多い。特にRump sessionにおいては研究者の生の声を聞くことが出来色々と通常の発表においてはかたりにくいことについて討議することも出来る。今年は、23カ国からの投稿があり、採択率は70%程度である。発表件数は、Invitedが66、oralが335、posterが214件と重要なエリアを広範に含んでいる。学生諸君は是非積極的に応募し、発表・討議から色々なことを学習して欲しいと思います。Paper Awardで比較的若手の研究者に対する表彰などもありチャレンジしていただければよいと思います。
108 教員 国内 今回の会議は、国際シンポジウムといえど、日本開催であったこともあり、日本人が多数であったが、このようなときにも、数少ない海外からの研究者とコミュニケーションを取ることが重要です。特にポスター会場での討論は、英語でのコミュニケーション能力を向上するのに非常に良い場です。まずは、自分の研究に直結する研究者と議論するところから始め、余裕が出てきたら視野を広げる意味でも異分野の研究にも耳を傾けると良いと思います。
109 教員 国内 学会における質疑応答では,口頭,ポスターに関わらず,瞬時に相手の質問内容を理し,それに対して自分のあらゆる知識を総合して答える反射神経が要求されます.ましてや国際会議のように英語で応答を行う場では,英語能力のみならず,相手が発した言葉の理解を曖昧に済ませずに会話を進めていくコミュニケーション能力が必要です.英語能力については,英会話や英語論文リーディングなどの経験の積み重ねとともに自然に養われていく感がありますが,コミュニケーション能力の養成には,日頃から言葉の意図を汲み取って論旨をたてる論理的思考を心がけることが大切です.質問の受け答えには,その学術分野において自分が理解していることと,そうでないことを見極めて,適切な回答を相手に与えてください.すべてを100点満点で答えることがベストではなく,自分が理解していないことを発見し,それを質問相手と共有するのも研修における重要な学習項目です.
110 教員 国内 国際会議に参加する際は事前発表練習を先生方になんども聞いてもらうこと。少なくとも一週間くらい前までには発表資料を完成させて、後は練習に集中するとよい。また、英語による質疑応答は、質問の意味が理解できても慣れないうちはなかなか回答の言葉が出てこないことが多い。そのため、発表資料には補足資料もできるだけ添付しておくと、質疑応答の時により説明がしやすいと思われる。ポスターセッションによる発表においても概要説明は英語できちんと練習し暗記しておくこと。質疑応答では身振り手振りでも通用するが、時間がかかってしまうのでやはりある程度、質問を想定して英語での回答を用意しておくべきである。
111 M2 国内 今回の研修で私が感じたことは、英語は実際使わないと身につかないということです。おそらく日本で教育を受けてきた人のほとんどが英語を実際に使ったことがなく、いわゆる勉強しかしてないと思います。私もその内の一人でしたが、いざ英語で説明しようとするとなかなか単語が出てこず、最初は、流暢な説明ができませんでした。ただ、討論中ずっと英語を使っていると、だんだん英語の使い方がわかってきて、自分の考えを言えるようになっていきました。そのため、今後海外研修を行う方は、積極的に英語で討論することを心がけると、生きた英語が身につくのではないかと思います。英語を話すことを恐れないことが、上達への第一歩だと思うので、頑張ってください。
112 M2 国内 海外研修といった貴重な機会が得られたのであれば、そこから最大限のことを学ぶべきである。そのためには、実際に海外研修の場に参加する前に、実践的な英語を扱う学習を徹底的に行うべきである。十分な能力がないと、折角参加しても、学べることが相対的に少なくなってしまう。英語能力に限界がある場合は、事前に自分の研究に深く関係するフレーズを予習しておくべきである。また、予想される質問や議論の内容を予測し、それに備えておくべきである。入念に準備をし、できるだけ多くのことを学べるようにするべきである。
113 M2 国内 私は今回が初めての国際学会への参加であったこと、英語が特に得意ではなかったことから上手く発表ができるかどうかが不安でした。そこで発表の一週間前に発表資料を作成し何度も何度も練習を行ったことが本番での成功に繋がったと思います。英語をいかに上手く話すか、というよりいかに自分が伝えたいことを伝える努力をするかの方が遥かに重要だったと思います。スライドに効果的な画像、デモムービー、グラフ、表などを散りばめること、バックアップチャートを充実させることはもちろんのこと、表情、抑揚、ジェスチャーで述べたいことを伝えられるように意識しながら練習を行い、本番までに経験豊富な教官達からのフィードバックをいただいたことが,本番に活かされた用に思います。国内の学会ではほとんど日本語が用いられるので、想定外の質疑がきた場合でも対応可能だと思いますが、国際学会ではよっぽど英語が得意でない限り対応できず、質問に答えられないという事態になりかねません。十分な準備、十分な練習が必要不可欠です。また発表前のアイスブレイキングも効果的だと思います。私は発表前に「This is the first time for me to participate in international conference. And I feel nervous. But I'll do my best!」と笑顔で元気よくオーディエンスの前で発表することで、オーディエンスに笑みが生じました。その結果、こちらが伝えたいことをなんとか理解しようと主体的に聞いてくださったと感じます。今回の国際学会の参加は本当に貴重な経験になりました。次回の国際学会でも今回学んだことを忘れず、成功を収めたいと思います
114 M2 国内 研究発表の練習は,スムーズな発表や不測の事態のために繰り返し行なっておいたほうが良いということを実感しました.今回の研究発表は英語での発表ということもあり,実際の発表形式での発表練習だけでなく,私個人でも何度も練習を行っており,ほぼ話す内容を暗記するまでになりました.そのおかげで発表の前半部分は比較的問題なく行うことが出来ました.また発表の後半部分でスライドが使えなくなってしまってしまい,そのまま結論を述べないといけない事態になった際には,発表内容を暗記していたため,スライドが無くてもそのまま発表を行うことが出来ました.学会発表直前になるとスライドの手直しや追加実験だけで時間を取られがちですが,出来るだけ発表練習を行っておいたほうが良いと思います.また,英語での質疑を受けてみて,普段から英語を使ったコミュニケーションに慣れておく必要があると感じました.今回は英語での発表であったため,質問を英語で受けました.その際,質問者の英語を聞き取ることは出来たのですが,それに対する回答を英語の文章で作り,その場で話すことが非常に難しく感じました.英語での発表練習やリスニングの練習は普段から自分ひとりでも行うことが出来ますが,相手とのやり取りの中で,その場で英語の文章を組み立てて話すことは相手がいないと出来ません.そのため普段から研究室に所属している留学生と積極的にコミュニケーションを取り,少しでも英語能力を磨いておく必要があると思います.英語を話す能力は普段からの積み重ねが必要であると同時に,一人では練習できないことです,日本ではなかなか英語を話す機会が無いとは思いますが,私たちの場合は身近に留学生がいることがあると思います.もちろん単なる英語の練習というだけではなく,交流を深めるという意味も兼ねて,留学生と積極的に英語でコミュニケーションを取っておくと良いと思います.発表そのものに関しては,発表用スライドは図などを使い,見ている人に対してイメージなどを分かりやすく伝える必要があると感じました.発表用スライドを作る上での基本的な部分ですが,今回の学会発表では両極端な発表を見ることとなり,その基本を再認識することが出来ました.ある人の発表では,提案内容の概念や実験結果などを図やアニメーション,動画などを利用して伝えており,非常に分かりやすく,興味も持てました.特に英語での発表の場合は,話す内容の全てを暗記することは難しいため,話す内容をそのままスライドに書いてしまいがちですが,そのようなスライドを見る側にとっては発表内容を掴みづらく,興味を持ってくれないという結果に繋がります.そのため,スライドの文章はキーワードを示すようにして,極力長い文章を書かないようにする必要があると思います.当然ながらキーワードだけを見ながら発表するにはある程度の練習を事前に行なっておく必要があると思いますが,このようにすることで自分にとっても発表しやすく,見る人にとっても分かりやすいスライドになると思います.色々なことを書きましたが,研究発表は自分が発表しやすいことも大事ですが,如何にして自分の考えたことを見る人に分かりやすく伝えるかが最も大事だと思います.今後,研修を行う皆様が,その研修を通して,一回りも二回りも大きく成長されることを心よりお祈りしております.
115 M2 国内 とにかく英語の文章の癖に慣れておく必要があります。英語の用語に関しては発表や論文執筆の際にも使用しますし、質問への対策として準備しておくことができます。しかし単語が分かっても英文のニュアンスを理解できていなければ自分の意図を相手に伝えきることができません。実際私も質問に対する回答を述べる際に言いたいこと、言いたい単語は分かっていても前置詞の組み合わせ、文法などがとっさにでてきませんでした。こういった技術は直前に詰め込んでも付け焼刃となってしまうので普段から研究室の留学生と英語で交流する・英語の論文を数多く読む、といった努力が必要になってくると思います。
また今回はスタッフとして参加者の方々と会話する機会もあったのですが、自身で準備した英語が伝わらないこともあったので、伝えたいことに対して複数の言い回しができるようになることも重要だと思います。
116 M2 国内 本発表は国際学会ではあるが国内での開催であり、また私のセッションの先生の英語の話す速度もネイティブの人と比較すると比較的ゆっくりであり英語を聞き取ることにそれほど苦労しなかった。しかし、海外での国際学会となると全く異なったものになってくる。普通のリスニング能力では太刀打ちできないため、リスニング能力の向上が求められる。また、リスニング能力だけでなく、スピーキングの能力も必要である。質問していただいたにも関わらず自分のスピーキング能力が低いがために相手に伝えられないのは本当に残念である。今回の経験を通じて得たことは、外国人と話せる機会があるなら日頃から英語で話す努力をした方がよいということがわかったことである。日本人特有の、リスニングのみを鍛えたり勉強のための勉強では意味がありません。話せなくても話そうとしてみる勇気と努力があれば徐々にでも英語を話せるようになると思います。
117 M2 国内 英語で学会発表を行う学生へ。
発表準備の段階で予想される質問に対する答えを英語で作っておき、文書にまとめておくと役に立ちます。質問をしてくれる人はその人の分野に絡めて質問をしてくることもあります。知らない用語が出てきたときはそれをチェックして(メモするなど)聞き返すとよいでしょう。
118 M2 国内 ポスター発表では、内容をかいつまんで説明することが重要になります。自分の研究のなのて、詳しく説明することはそう難しくはないのですが、簡潔に説明することは練習しなければ難しいと思います。説明不足はもちろん、説明に時間をかけ過ぎても伝わらないものです。私は残念ながら、今回は準備不足であったと痛感しています。しかし、今回は国際会議とはいえ日本語での対応が大半でしたから、私もなんとか乗り越えることができました。また、英語での質問に対する応答も難しいものです。聞かれている内容も、言いたいことも理解できているのに、言葉にできない。——そういうことが必ずあると思います。初めてならば尚更です。こればかりは経験と慣れが必要なので、恐れずに質問に答えるべきだと思います。幸い、ポスター発表では資料を指し示しながら身振り手振りを交えて答えることが可能なので、英語での質疑応答に慣れるためには良い経験になると思います。余談ですが、学会参加の領収書請求も良い経験になると思いますよ。
119 M2 国内 今回のポスター発表は、関連分野のポスターについて、一つおきにコアタイム(2時間)の開始時刻を1時間ずらし、ポスター発表者も他のポスター発表を聴講することができるように配慮されており、非常に多くの研究者と意見交換ができるように配慮されていました。また、口頭発表に比べて、修士や博士課程の学生の比率が多くなり、また、国内開催であるため、アジア系非英語圏研究者の比率も多くなっていました。したがって、かなり細かなテクニカルな内容まで聞き出せる機会があるので、あまり臆せず、いろいろな質問をすることが重要だと思います。なお、本研究室の卒業生も参加しておりました。在学中は英語ではなかったはずの彼は、現在の英語力を買われて参加しているとのことで、卒業後、海外ドラマを見て、TOEIC 800点台にまで向上したそうです。
120 M2 国内 本学生は近隣アジア諸国からの留学生であり英語の会話能力が高い方ではなかったが、本会議中には、実に多くの参加者との英語による交流を積極的に行っていた。会議の終了時には、国籍を問わず、参加した同年代の研究者と連絡先を交換するなど、国際会議をエンジョイし、今後の研鑽に努めるよう努力していた。全般的に日本の学生は近隣アジア諸国の学生に比べて、ヒアリングとスピーキングに弱い傾向があるが、要はコミュニケーションに対する興味と積極性である。国際会議等の英語が公用語となる場においても臆することなく自己主張と情報交換を行ってほしい。
121 M2 国内 国内の学会とは違い、国際学会に出席することで国内だけでなく、海外の優れた研究者の話を聴講することができると思います。この点が国内の学会と大きく違う点であると考えます。さらに、発表が英語で行われるため、技術分野における言い回しを学ぶ事ができたりと多くのものを得ることがか出来ました。また、自身の発表を英語で行うことで、自分自身の英語能力の向上を図ることもできるので、今後、海外研修を行う他の学生に是非本制度を利用して積極的に国際学会への参加を行って欲しいと思います。
122 M2 国内 私は国際会議に参加したのは今回が初めてでした。今回、海外の優秀な研究者の講演を聞き、これまで意識しなかった世界の研究を視野に入れることが出来るようになりました。また、発表に関して私は英語で会話することが苦手で、身振り手振りを加えて伝える努力を行いました。その結果、何とか説明することができ、私自身の英語の能力を高めることが出来ました。国際学会へ参加することに抵抗がある人もいることと思いますが、一度参加することで得られるものは非常に大きいと思います。このような良い経験を逃すことは勿体無いとだと思うので機会を無駄にせず海外に目を向けて欲しいと思います。
123 M2 国内 私は今回二度目の国際会議に参加しました。前回は自分の専門分野の講演のみ聴講していましたが、今回は二回目ということもあり他分野のセクションにも参加してみました。その結果、海外の優秀な研究者の講演を聞くことでこれまで意識しなかった世界の研究に関する知識を増やすことが出来ました。また、発表に関して私は英語で会話することが苦手で、身振り手振りを加えて伝える努力を行いました。その結果、何とか説明することができ、私自身の英語の能力を高めることが出来ました。国際学会では質問が聞き取れないことも多々ありますが、その時はゆっくり話してもらえるなどフォローしてもらえます。そしてその時に改めて英語の重要性を再認識できます。国際学会へ参加することに抵抗がある人もいることと思いますが、一度参加することで得られるものは非常に大きいと思います。このような良い経験を逃すことは勿体無いことだと思うので機会を無駄にせず海外に目を向けて欲しいと思います。
124 M2 国内 英語での発表には慣れが必要です。しっかりと反復練習して、緊張しても発表内容がスラスラと言えるようにしておいたほうがいいと思います。余裕があるのならしっかりとした発音まで意識して話せるようにするといいと思います。発表する際は、教室内に届くように大きな声で話し、きょろきょろしないように自信を持って話すようにすることも必要だと思います。
また、いくつか質問を想定し、その回答を準備しておくことも必要です。相手の質問の意図を確認し、その質問に的確に答えるためにも自分の発表内容を様々な視点(時には素人目線)で見ておくことをお勧めします。
学会では他の学校の学生や教授の発表も聞くことができ、さらに、企業の方の発表も聞くことができるので積極的に興味のあるプログラムに参加するとよいと思います。
125 M2 国内 フォントの埋め込みなどで,投稿がうまくいかないことがあるので,締切には余裕を持って準備した方がいい.想定質問をあらかじめ準備しておくことで質疑応答がスムーズに行える.
126 M2 国内 今回参加した会議は穏やかな雰囲気で、英語が苦手な学生も多数参加していましたので、事前にしっかり発表練習を行っていれば、語学力はあまり気にせずに参加すべきだと思います。また発表以外でも、懇親会等で海外の学生と知り合う機会も多く、自然と英語でコミュニケーションをとることになるので、自分の語学力の向上にもなります。
127 M1 国内 自分の発表時に英語で活発に議論できるよう準備するのはもちろんのこと、時間以外(休憩時間や、食事時間等)にも何か聞かれた際には短く分かりやすく自分の研究を説明できるよう準備すべきだと感じた。また、そのような時間を利用し同じ研究分野の他国学生との交流を活発に行べきだと思った。
128 M1 国内 国際会議ポスター発表において重要なものはやはり英語力である。聞き取る、理解する、返答するの過程をその場でこなさなければならない。一対一で話すので説明しやすいが、その分より詳細な説明が必要である。特にその分野に関連するさまざまな質問を受けるので、基本的な専門用語、専門知識を広く覚えておいたほうが良いだろう。さらに、ある程度の質問を想定してあらかじめ返答を考えておくと、よりスムーズに討論を進めることができる。また、どうしてもうまく聞き取れなかったり、話せなかったりすることもある。グラフなどを印刷して、事前準備をしておくことで万全を期すべきだろう
129 M1 国内 今回の国際学会での口頭発表を通して、自分に英語力が不足していることを痛感しました。発表に関しては十分な練習をすることで対応できますが、ディスカッションになると、相手の英語を聞き取ることができるのですが、言いたいことを英語で伝えることができないことに歯がゆい思いをしました。十分に対策を行うことに加えて、日頃から英語に慣れておくことが大切であると思います。
130 M1 国内 国際会議で発表をする上で,入念に準備をする必要があり,特に発表準備に関しては,本番で緊張することも考慮に入れて,十分すぎるほど練習を重ねるべきである.発表練習においては,発音やアクセントにも注意して,相手にうまく伝わるようになるべく早口にならないように心がけた.時間配分にも十分に注意し,質疑応答の時間を考慮に入れておく.想定質問をいくつかあらかじめ考えておくことで,本番でも落ち着いて柔軟に対応できるであろう.
131 D3 国内 まず、国際学会では世界のさまざまな研究者たちと自由にDiscussionが出来るからいろいろ勉強がなります。特に、夜に行うBanquetには是非参加するのがいいだと思います。自分の研究分野とちょっと違ってもDiscussionしやすいし、その他の分野のことから自分の研究のいいIdeaが出る可能性も高いからです。あと、国際学会なので英語で発表を行いましたが、ポスター発表のときはポスターだけじゃなくいろいろな参考資料を持て行ったら、非常に助けになります。あと、自分の研究を紹介するだけじゃなく、自分の研究で困っていることについて質問することも重要だと思います。他の分野で見る視覚は以外にいい発想が出ますからです。僕の今回の学会で行った研究者たちとのDiscussionは次の自分の研究に助けになりました。
132 D3 国内 参加した国際会議は今年で43回目を迎え、長きにわたり固体素子(各種トランジスタ、有機トランジスタ、半導体メモリ、スピンデバイス、ナノデバイス、フォトニックデバイス)に関する討議をおこなっている国際学会であり、この分野にかかわるものにとっては非常に有益な情報をうることが出来る。また、会場は日本国内であるためアクセスの弁は非常に良い。また、ショートコースや著名研究者によるPlenary Talkがあり、最新の状況を学習する機会が準備されるなど、非常に有益な内容が多い。特にRum psessionにおいては研究者の生の声を聞くことが出来色々と通常の発表においてはかたりにくいことについて討議することも出来る。
論文投稿数は899件(前回は797件)、採択論文数は655件(前回は549件)と、いずれも過去最多を記録した。(中略)事前登録者数は952人(前回は889人)であり、非常に多くの発表・参加があり勉強になりますので、投稿・参加させることをお勧めします。
133 D2 国内 今回の発表は90分間のポスター発表でした。90分間同じ研究分野の専門家と細かい研究の討論ができて、いい勉強になりました。あと他の発表者の研究について私の研究に有効な点などに関する話でいい経験になりました。
国際学会でしたので、英語で質問する方が多いでしたが、英語で説明ができない部分は準備した以前の資料のデータを見せながら説明すると互いに理解が早くできました。国際学会のポスター発表があれば、図で説明できる資料や論文を多量持って行くのが大きな助けになると思います。
134 D2 国内 学会に参加して自分の研究について他の研究者の意見を受けるのはいい機会である。あと、世界の他の研究室での研究動向を感じながら、いろんな考えを持つ研究者たちと討論するのが嬉しいでした。しかし、今回、私が参加した学会は日本と韓国間の研究交流学会で、日本と韓国の研究者した参加していなかったです。国際学会で重要なことで1つは英語でのコミュニケーションですが、英語を使う機会があまりもありませんでした。今回の学会で感じたことで一つは、日本の学生達はコミュニケーションに消極的であること。英語に自身がなくても、他の研究者とコミュニケーションしたいという勇気が必要だろう。もちろん、英語の能力も増進して、こんな機会で自分の研究領域を広がるのが重要だと考えられます。
135 D2 国内 Need to improve English skills more. Have many chances for the oral presentation in English.
136 D2 国内 私は英語が得意ではありません。普段の研究生活で多くの論文を読んだりしているため、読んだり、聞いたりするのはそれなりにできるようになってきたと思いますが、喋るほうはとっさの一言に詰まってしまうということが多々あります。ところが、学会のポスター発表というのは発表途中でも相手から質問をされることもあり、臨機応変な対応を求められます。いい発表をするためには、やはり練習あるのみだと思います。基本的に英語は出来て当たり前。その上で、深い研究の討論を行うのが学会発表というもので、発表言語はそんなに重要ではないと思います。それでもやはり、英語が苦手ならばより多くの準備や練習が必要になるのは当然ですが、自身の研究成果を存分に発表する場として堂々と喋ることが何よりの自信につながっていくことと思います。
137 D1 国内 国際会議では、国籍を問わず、参加した同年代の研究者と連絡先を交換するなど、国際会議をエンジョイし、今後の研鑽に努めるよう努力してほしい。全般的に日本の学生は近隣アジア諸国の学生に比べて、ヒアリングとスピーキングに弱い傾向があるが、要はコミュニケーションに対する興味と積極性であり、臆することなく自己主張と情報交換を行ってほしい。
138 D1 国内 ポスター発表や口頭発表が未経験である多くの学生にとっては様々な不安が生じるかもしれませんが、経験を通して自身の様々なスキルを高めることが可能であるので積極的に発表の場には発表者として参加することをお勧めします。どのようなスキルが高められるかというと、具体的には次の2点があります。1様々な立場の人から発せられる様々な質問にとっさに対応できる能力2まとめたいことを所定の様式にまとめる能力.まず、1については日常会話と同じではないか?という疑問が生じるかもしれませんが、日常会話と研究レベルでの会話では討論者はそれぞれが会話に対する認識が違うという事を感じるはずです。研究内容は総じて高度な内容であるので、細かい事や複雑な事までその場で説明しなければならなくなるかもしれません。そういった、とっさの状況でどんな内容であっても上手く聞き手に伝わるように説明できる能力が非常に重要です。これは社会人になった時にも通用する能力です。社会人になった時などに困惑しないように学生の内から経験できることは経験しておくべきだと思います。そして2についてですが、これはやってみればわかる通り、非常に難しい作業です。どのような表現を使えば来訪者は発表内容をぱっと眺めた時に発表者が伝えたいことを感じ取ってくれるのか、という点が非常に難しい点です。もちろん表現の仕方は人それぞれですが、どんな場合でも念頭に置くべきであるのは「来訪者が内容を感じ取ることができない発表内容は意味が無いし、足を止めてもくれない」という点です。自分が伝えたいことを上手く伝えるというのは日常会話のみならず、様々な場で重要です。1と同様に社会人になった時に様々な場で様々な発表を求められるようになりますが、その時に聴講者に上手く伝えられないというのは問題です。以上のような内容から積極的な参加を促したいと思います。
また、上に述べた2点だけではなく、例えば事前準備として、担当スタッフの方と当日の打ち合わせや交通手段、ルートを入念に確認するという事も非常に大事です。一つの日常に普段は無い機会があれば、それに関わる様々なことが非常に勉強になるので、そういった貴重な機会を逃さずに有効利用するという気持ちで学んでいく姿勢を持つ事をお勧めします。
139 D1 国内 自分の発表をすることも大切ですが、ポスター発表の限られた時間内で、何か自分のこれからの実験に活かせる発表はないかと色々見てまわることが必要であると思います。自分に直接関連する発表はもちろんですが、全く関係無いような発表にも興味を持って足を運んでみてください。アイデアに幅が出る可能性があると思います。また、自分の発表において、ポスターを見に来てくださっている方がいれば、すぐに「何か質問はありますか?」と尋ねるのではなく、一通り見終わってから話しかけるようにしています。全く話しかけかったらダメなのはもちろんだと思いますが、話しかけすぎて読み手の注意を逸らしてしまうのも良くないと思います。どうすれば一番理解してもらいやすいかを考えて工夫した発表をしてもらいたいと思います。
140 D1 国内 やはり、国際の学会に参加するだけで自分自身はいろいろ自覚の機会になる。自分の研究については他の研究者との討論などで自分には気付いてないところを指摘されることで今後の課題にたるとともにいい研究をするのに役に立つ。そして、解決できないことや問題点に対しても他の研究者との討論し、いい情報が得られることもできるし、他の研究者達の研究を見ることで自分の研究の位置や研究に役に立つ方法も見ることが出来る。国際の学会に参加で研究だけではなく、Communicationの大事さを感じる。自分の研究を発表のためにも、他国の研究者との討論と関係で英語の能力が必要である。研究についても他国の研究者に伝えるために自分の研究にプライドを持ってアピルするのにも英語の能力や英語の発表能力が必要だろう。そして、他国の研究者との討論と関係でも英語は要ると思う。今回の学会でも沢山の研究者との交流の中、英語に対する足りないところがあったことで残念だった。こらからは研究だけではなく英語の能力や発表のスキルを磨いていい研究とともに国際学会でうまく発表できるように頑張りたい。